昨年の今頃、静岡よりHさんが此方へきたとき、調子に乗って自分の太ももに自分の鉄槌モドキをドスドス落としてみせていたら、肉離れになってしまいしばらく大変だったことを思い出しました(笑)
さきほど、同じ動作を十分加減してトストスやっていて、ふとおもった。腕をほとんど重力まかせに落とすだけで、このときワシは腰とか姿勢とか意識してないが、はて?どうしてるんじゃろ?と。とくにどうもしてない(笑)のですが。
引力重力のことを、おぼつかない知識で認めてはいるが、斥力という言葉を書いた記憶がない。だから少し書く。
引力に対する反発力とか拮抗力みたいなのが斥力。それは引力に抵抗する力ではなくて、陰陽的である。
脱力出力(中心力)の、脱力感は引力。出力感は斥力。
姿勢角度が悪かったり、どこかしらリキミのある強健術を、『ヘタに上手く』ガツンとやれてしまった場合、逆に体にダメージを与えてしまうのが斥力。
『腰腹同量の力』とは1足す1で2の力、ではありません。斥力が十分に発生するチカラである。『0マイナスプラス1』的な力である。
テレビで、筋肉先生が、『やるか、もっとやるかだ』みたいな名言を吐いていました。筋トレは抵抗力を培うものなので、ひたすらやらんといかんのでしょう。
だがシンタイコウは『やられるか、もっとやられるか』だ(笑)。抵抗していたら斥力は発生しない。