人の役に立ちそうなボディワークをひとつ、紹介します。花粉症のこの季節にぴったりの。

以前、記事のどこかで、背骨を8の字に動かすワークを紹介したことがありますが、それは胸椎と腰椎の境を軸にぐねりぐねりとやる全身運動です。今回紹介するワークはその要領で頚椎と頭だけを回すのです。頚椎七番(首の付け根の出っ張った骨)から頭までを、8の字にぐねぐね回すのであります。8の字といっても平面的に描くのではなく、立体的な無限マークを描くように。

カイロプラクティックでこれと似たような矯正テクニックがありますけれども、もろもろの整体術というのは、その術の理を知れば自分自身でできるものがたくさんあります。そしてこれは鼻づまりや鼻炎に良く効く体操です。

鼻炎には一般的なアレルギー性鼻炎にはくくりかねる、エネルギー性鼻炎(気功的な症状ですので、あくまでもシンタイコウ的診断名)もありますが、この体操はフツーの鼻炎もエネルギー性鼻炎も問わず効果的であります。

頚椎七番(首の根元)をおざなりに扱わず、ここから確りと回すことで、肩凝りも解消します。精神的には、なんらかの「思い込み」が解消されてスッキリしたりもするでしょう。
エヴァ的に言うなら、エントリープラグの収まりが良くなり、シンジ(心)とエヴァ(シンタイ)のシンクロ率がアップするというわけです。