昭和四十年代生まれの私としましては、トランスフォームロボットといえば、ライディーンかキョーダインしか思い浮かびませんが、今回話したいのは人間のトランスフォームのことです。  

忍者とか柔術の達人とか名役者とかは、トランスフォームシンタイなのではないかと思われますが、人格障害などは、ちとバグっている。 
即座にあからさまに肉体の造形が変貌するようにはできていないのが人間ですが、ワタシは、シンタイの三角フラクタル構造を動かすことで、かなり変幻自在なことはできるとかんじる。 
でも、いかに身体パフォーマンスを自在にするかって事よりも、肝心なことをおざなりにするべきではありません。 

人は自己を定義したところからは動こうとはしないのです。それを辞めたいならば、それを辞めるしかありません。
それを辞めるのは、『そうなっている自分』つまり定義された自己の状態のチカラによってではなく、定義以前にあるジシンによるチカラなのです。 


♪花瓶に水をあげましょう  こころのずっとおくのほう 


(THE BLUE HEARTS、情熱の薔薇)