♪タテタテヨコヨコ マルかいてチョン

ていう絵描き唄が、たしかありましたよね?どんな絵をかくんだったっけ?

正中心点、正中心力学をハッキリさせようじゃねえか。私の正座の写真でも見せればいいのですが、観の目がなければ見てもわからないでしょう。とりあえず屁理屈で説明する。
下肚の、縦軸と横軸がクロスするところが正中心です。
強健術でもクンダリニーヨガでも仙術でも、縦のベクトルのことがたくさん云われています。もちろん縦軸は重要です。けれども、正中心とはソレに横軸が交わる一点のことです。物理的な一つの点ではありませんが、あえて位置で説明するのならば仙骨のド真中の奥です。
強健術では、中心姿勢をキメると『仙骨神経ソウからの刺激が脳幹へ伝わりどーしたこーした』というような説明がありますが、それは刺激や氣が小周天みたいにスーと昇る感じとはちがいます。 もっと爆発的で超光速的でダイレクトです。そっちとこっちに距離感はありません。

そして、姿勢をきめ(腰を反ら)なければ正中心はつくれないのかというと、そんなことはありません。正中心が姿勢をキメさせているのです。つまり正中心は『はじめからあります』。固い身心が其れを不確かなものにしているだけです。


腰腹縦横同量、ただ一点から放射される力が正中心力です。



♪タテタテ(腸腰筋)ヨコヨコ(横隔膜と腹横筋とか梨状筋とか)マルかいて(下丹田)チョン(正中心)

でもほんとうはチョンが最初。

次回予定
『シン胎長養』