股の脱力。


昨晩もまた、真体功のあとコテッと寝てしまった。寝る直前に深化したタイカンを味わっていたのを、目が覚めたとき覚えていたが、起床して、どうなんだろう、あのタイカンは過ぎ去ってしまったかなとおもった、が、 そんなことはなかった。

気功では『錬精化気』という、精力を氣に変える法のことが伝えられている。性器に発生するエネルギーを肛門括約筋を締めて云々カンヌン、などとなっているが、そういうのは、非常に初歩的な学びというか…ハッキリ言うとそれはチガウのであります。


括約筋にしても横隔膜にしても、随意で上っ面を動かすならそれはただの普通の筋トレです。部分的な努力なのです。不随意で深みのある動きがなされなければ、真氣とか中心力は発生しない。
女性の膣圧にはその違いがわかりやすくあらわれる。上っ面の筋肉で締められても大してチンコキモチよくねーし。

氣、重心は、垂直に落とせないと、どうしても人造的な努力によっていろいろやらなければならなくなる。股の脱力は頭の脱力よりも本能的な恐怖をともなうのかもしれませんが、絶頂は恐怖と隣り合わせですから。面白いでしょう。