当ブログコメンテーター藍さんのブログの、サーフィンの記事2つがボディワーキー(笑)でおもしろい。
サーフィンはおそらく、重力との付き合いかたとか筋力の使い方が、ある意味地上で行うボディワークよりもシビアであるため、ゴマカシがきかないと思われる。サーファーの筋肉がビルダーの筋肉よりも比較的柔らかいこととか、ヒクソンが強かったのは柔術やヨガの他にサーフィンやってたことも関係しているんじゃないかと思っていたこととか、なんやかんやサーフィンは気になるスポーツだ。やらないけど。
では地上のボディワーク、ここでは肥田式を例にあげるが、それは甘いワークなのか? 甘いとおもう。しかし逆説的に、甘いからこそシビアなのである。
強制的に完全に身を委ねさせられずに済んだり、絶妙なバランスが取れなかったとしても、サーフィンや武術のように大海や相手に倒されたりしない。よって、求めるシビアさは行う本人次第。なんとなく健康体操や腹圧運動が出来て、それで満足するならばそれでオシマイなのである。
自分が勝手に決めた重心は、諸行無常には、まったく対応できていません。それが甘さであり厳しさであるといえます。
波乗りは色々不思議な効果をもたらします。終わった後は全身運動でぐったりしているはずなのに、その後のフラのレッスンでいつもよりも踊りやすかったり、記事の通り何の苦労もなく瞑想状態に入れるようになります。
何がいい、ってボード≠海面にベタッと張り付くような感じがいいのです。これは先生の仰る重力問題と繋がるかもしれません。
本当に僅かな余計な力を入れただけでボードは簡単にひっくり返ってしまいます。余分な力が入っていない、という状態を自覚するためにはいいアクティビティなのかもしれません。
2020年のオリンピック、サーフィンの会場は千葉です。近い先生が羨ましいです。そして、ここはふざけたブログなんかじゃないです。