♪手をあわせて見つめるだけで 愛し合える はなしもできる

(ピンクレディー、UFO)


ときどき唐突に見てしまう霊的ビジョンのようなものについては、30代の頃のように意味深に捉えすぎて精神的に変なこじらせ方をしないようにはなっているのですが、かといって悟りの修行僧のようにひたすら無視とかしようとするのもまた不自然なことのようにおもう。見るものは見る。それ以上それ以下でもない。ちなみに作家や芸術家、偉大な発見の先駆けを担うような科学者すらも、むしろ幻想は創造の栄養物であったりするのではないか。

最近たまに唐突に観るUFOの脳内幻相について、ボディワーキーになんとなくおもうことを書く。
宇宙人との交信が始まっているのではなくて(笑)、たぶん、身体の奥深くの無重力感覚がそんなイメージ映像になっているような気がする。
円盤だけど「宇宙人の乗っている宇宙船」とまでは言い切れない。だがフリスビーのように遠心力で飛行しているわけではなく、静止していて、磁力と密にかかわった物体に見える。

肉体がリアルに空中浮遊する人が非常に稀にいるみたいですが、私はそこまでのリアリティはない。が、そんなのインチキ話だとも感じられない。
たぶん、食事と磁力体はちょっと関係があるような気がする。沢山食べたら重くて浮けないとかいう話ではなく、質的な問題です。一般的な意味での「いい栄養」を摂ればいいわけでもないとおもいます。フツーの栄養学でいいとされる食事というのはフツーに重力とかかわってエッチラオッチラゴクロウサンな活動をするためのスタミナ食でしょう。

ところで私は、インナーマッスルについてどうこうやっているものの、骨格筋よりもインナーの内臓筋についてはさほど研究していない。よって食事はただの雑食である。比較的アッサリ目のものが好みだが、頭で考えたメニューは採用しない。かといって欲求するものが自然と身体にいいものだけをチョイスしているとまではいえない。運動法ほどには食事法を語れる者ではありません。ごめんなさい。

食事は重要な行いである。でも私は、美味しいものを十分に食べることが人の幸せの基本とはあまりおもっていない。また逆に、20代の頃は肥田さんを真似て生発芽玄米をスプーンで一杯だけ摂る食事を試していたことがあるが、何もいいことなんてなかった(笑)。いきなりそんなことをしてもね。


しかし極端なこと言わせていただくならば、食事はアルコールやニコチンよりも巧妙に人に根付いた「依存性物質」である。

※年のため申し添えておきますが、空中浮遊をするための食事の話をしているわけではありません

つづく