昼御飯。「かつカレー祭り!ライス大盛無料サービス!」の看板につられ、入店そして食券を買う。

出てきたカレーライスのライスは、勿論大盛であった。かつ、ルー、ライス、かつ、ルー、ライス、ルー、ライス、福神漬け、ライスと小気味よく口にいれる。ルー、ライス、ルーライス、かつ、ライス。フォー。クルックー。ドデイツポイポイ。

余談ですが、こないだハトが公園で、遠慮がちさを装ってはいるが厚かましさ満点に、エサをくれないかと私の足下をウロチョロしていたのですが、私は思いました、私はむしろ有事の際にはチミを食する事も辞さないが、チミははたして、美味いのだろうかね?と。
ハトは急にバタバタバタッと飛び去りました。余談おわり。


…ライス、多いな…このままではライスだけが大量に残るのではないか?ヤバイ…そんなことになったらヤバイ…ライスだけが私の炭水化物となることなく皿に残る…それは即ち無料サービスの意義にケチをつけるということである。もしそんなことになるならば、私はハラを斬って店長に詫びねばならん。しかしここでハラを斬ったならば、今ハラに入れたルーとかつとライス及び福神漬けが出てくるわけで、それはもうサービスの恩を仇で返すということになるのだ。それもいかん。さあどうする。私はさっきまでのルーティンを修正した。かつ、ライス多目、ルー、ライス多目、福神漬けとかつとライス、ライス、ルーライス、ライスライスルー、完食。


…ハラ、パンパンやないの。パンっパンや。ハラ斬らんでも破裂するっちゅーねん、ボケが。