盆踊りは、明治以前は、もっと乱痴気騒ぎなものであったそうです。そもそもは、一遍という僧が発案した『念仏踊り』がルーツなのだそうです。明治政府が盆踊り禁止令を出してのち、今のような夏の風物詩的なものに姿を変えたらしい。 
さて念仏踊りといえば、栗本薫の小説『バサラ』でも題材になってます。主人公、出雲の阿国の、歌舞伎踊りのルーツでもありました。 
 

風物詩や伝統芸能のはじまりは、パンクロック  だったのであります。しかしパンクロックもまた、形骸化してます。歴史はいつもそういうふうに折り重なるものですね。 

ヒトの背骨もまた、まさに形骸化してしまっているのだ。ほんとはね、バックボーンなんかじゃ、ねえんだよ。