目をつぶって真っ直ぐ歩く練習をたまにしているのですが、それと同時にモンスター井上のを参考にした姿勢動作を兼ね合わせていたらば、テンケイが舞い降りた。推進力がマシマシになる歩行術を発見したのである。これについてはもう少し熟成したら記述してみたい。
脚とはドコなのか、腕とはドコなのかということを、旧来の感覚で捉えたものを見直すことは大事である。またもっというならば自分とは何れのことなのかをも。
けっこううまく出来るようになった。シンタイコウ初の有酸素運動だ。いやこれはシンタイコウオリジナルではないからシンタイコウではないけど。
モンスター井上にとっての、ただのウォーミングアップとはいえ、これはすごくよい。というか、井上の超高度なボクシングを真似することは無理があるが、こういう地味な動作からは誰だって何かを学べる。イチローにも同じことが言えるとおもう。イチローのウォーミングアップやキャッチボールや素振りこそに、大事な何かが潜んでいるはずなのです。
さらに言うなら。
たとえば合気道の塩田剛三さん。あの人のスンゲー技、あれを真似ようとかする以前に、あの人の姿勢、あれに近づいていかなければ、なんにも始まらないとおもう。
やりなれない動作を、あーでもないこーでもないとやって、ほどなくして筋肉痛が始まった。がそれは心地よいもので、それを味わいながら眠りについた。そして翌朝。
まだ筋肉痛。肩甲骨周りがワイワイガヤガヤしているよ。でそれはそれはとてもキモチのよいもので、今私が綾波やミサトに『わたしと一つにならない?』と誘われても、あとでね。とアッサリ断る。
では今までのシンタイコウとの兼ね合いはどうなのかといえば、これがまた良い。上実下虚になどならず、むしろなぜか仙尾骨も刺激を受けて、背中に整った三角ケイが出来て、重心の定まり、落ちも良い。
モンスター井上君ありがとうという気持ちとともに、動画が見れるっていいなと、デジタル社会への憎悪を募らせていた『リキミ』もいくらか消え、コーヒーカップが無重力のように持ち上がるその感覚にまたキモチよさを覚え、筋トレ全否定のキモチも薄れるのでした(^^ゞ 、筋トレをしたつもりはないが、よーするに、自分の追い求めるもの以外を否定するリキミが薄れた。なぜなら キモチよいから。
モンスター井上ナオヤの動画を見ていたら、試合直前のリングでのウォーミングアップ動作に目が釘付けになりました。
他のボクサーもあんな動きを誰でも出来るのだろうか?ダンスとスワイショウが掛け合わさったような、、腕のブルブル感がとても印象的だ。早速真似をしてみました。デキナイ。あんな軽快かつ俊敏な動きに、ならない。
肩甲骨からの脱力筋力が彼は半端じゃないことがわかる。並の、いや一流のボクサーでも彼のパンチが見えない理由の一端を垣間見たいや垣間感じた。 ちなみに彼は、踏み込む力の強さも半端じゃないそうだ。そりゃそうだろう。
私はボクサーでもなんでもないが、身体を使うという意味において、あそこまで凄いパフォーマンスを見せられると、シンタイコウシンタイコウとイキッてる自分が御目出度く思えてくる。脱力エクササイズするよりもはるかに脱力感に見舞われる笑。 でもあのウォーミングアップ、真似しているとすごくキモチいいので、アレンジしてシンタイコウメニューに加えることになりそうです。