看護師の働き先といえば、病院という考えが一般の考えでしょう。


ですが、看護師の資格を活かせる職場は病院以外にも多々あります。


保健所で、保健師の方と協力して地域の住民の健康上の様々なサポートをするのも看護師の職務です。


また福祉施設の中には医師が常駐しているところは少なくほとんどの医療に関わる行為を看護師が行います。


パートや派遣といった形で、夜勤を避けたりなどの働き方もできる看護師業ですけれど、それでも、殆どの人は医療機関で働いているわけです。


ですが実のところ、病院という職場以外の場所においても、いくつも看護師の手を必要としている職場はあり、具体的には、保育園、幼稚園の保健室、企業内の医務室、介護施設や保健センターなどで、こうしたところで働く人は大勢いて、人気のあるところなどは、採用されることが難しい場合もある、ということです。


こうして、病院に限らず看護師として仕事ができる場所はたくさん有ります。


ライフステージに合わせて働きやすい職場へと、転職することもできるのです。


看護士も看護師も、読みは二つとも一緒ですが漢字で書いてみるとどちらかで書き表されます。


かつては看護士と書くと男性を、そして、女性を指す際には看護婦と、わかりやすく区別されていました。


法の改正があった2001年をきっかけとして、男女分け隔てなく使用できる看護師という呼び方に一本化されました。


病気になって気落ちしていると優しい言葉をかけてくれる看護師は、まさに「白衣の天使」のように見える事もあるでしょう。


でも、勤務実態を見ると過酷な労働状態になっていることも少なくありません。


多くの覚える事や確認作業など、命にかかわる仕事をいくつもこなす必要があるため、常に緊張を強いられる状態なのです。


そのため、うつ病を患う看護師も珍しくないのです。


中でも、真面目で責任感が強い性格の方や、これといったストレス発散方法が無いという場合は、特に注意が必要になります。


一般的に、看護師の休みは、勤めている現場で各自違うようです。


中でも3交代勤務の職場においては、シフトを組んで働きますので、休日や出勤日が変則的なこともよくあります。


別の見方をすれば、職場の環境によっては、希望する休日のシフトを組むことも可能ですから、上手く休日のスケジュールと予定を合わせるのが良いでしょう。