きついながら、やりがいも大きいのが看護師というお仕事です。
どんな時にやりがいを感じるかというと、例えば、患者さんが元気になって退院していくだけでも嬉しいのに更に、後日、病院まで訪ねてくれて、挨拶をしてくれるような時です。
それから、患者さんの家族の人たちに笑顔でお礼を言ってもらえたりすると、この仕事を選んで良かった、と心から思えます。
よく知られている通り、仕事自体は本当に大変なので、充実感とかやりがいを感じなくなったなら、看護師を辞めることを考えるだろうと思います。
交代制で夜勤もこなさないといけない看護師の仕事は、時間が不規則になります。
休日や時間休も取れますが、不規則さを辛く感じる向きは多いようで、結婚したり子供ができたことで、きっぱりと辞めていく人も大勢いる、というのが現実です。
結婚、出産、そして育児がスタートしたら安心して託児ができる施設などがなければ夜勤業務などは、できなくなってしまいます。
しかしながら近年、子供が充分に育ったことにより再び看護師として働きだすようになる人もいて、そんな例がじりじりと増えていっているようです。
病棟に勤める看護師は、夜間も常に患者のケアにあたるためほぼ確実に夜勤があります。
夜勤の時間帯については、勤める病院が2交代勤務か3交代勤務かによって変わります。
主に2交代制勤務のシフトでは、夜勤が17時間(休憩含む)と長いです。
3交代勤務の夜勤は休みと出勤が8時間で区切られるため、家に帰っても十分に休めない事もあります。
就職しようとしている病院がどういった交代勤務を採用しているのか調べておきましょう。
ナースが仕事を変えるキッカケとしては、看護スキルの向上を前面に出すのがお勧めです。
過去の仕事場の人とうまくいかなかったからとか、働きに対し割の合わない雇用条件だったというような、デメリットがきっかけだと先方に伝わると、相手側の心証を悪くしてしまいます。
実態としてはその通りだったとしてもわざわざ報告するにはおよびませんから、積極的な姿勢で求職していることを述べるようにして下さい。
看護師として、初めての病院で働きだそうとする際、自分がどこに配属されるか、というのは少々心配かもしれませんが、ほぼ希望を通してくれるケースも多いですが、そこで人事を引き受ける人の見解により、確定されたりすることもありそうです。
配属先の決定は、病院側によって、人材を希望する各部署からの要望と、新人の適性から判断され、検討された結果であることがほとんどでしょう。
ですがもし、配属先での仕事があまりにも自分向きでない、など疑問に思うのなら、部署の上司にそのまま伝えてみて、アドバイスを求めることもできます。