不安や悩みを抱えている患者から見ると笑顔で患者一人一人を支えてくれる看護師は、時には医師よりも信頼が持てる事もあります。
ですが、勤務実態を見ると過酷な労働状態になっていることも少なくありません。
たくさんの覚えなけばいけない事や確認作業など、命にかかわる仕事をいくつもこなす必要があるため、相当の緊張とストレスがかかっている事もあるのです。
このような仕事のストレスで、こころの病に侵される看護師も意外と多いのです。
性格的に、真面目で責任感が強いと言われる方やストレス発散方法がないという場合は要注意だと言えます。
看護師の人間関係は、構築が難しいといった話は、実によく耳に入ってきますけれども、職場に占める女性の比率がとても高いということが、その主な理由であると考えても良いでしょう。
女性は協調性に優れていることもあって仲間同士で固まりやすくあれこれと他人の噂話などを楽しむことがよくあり、職場が女性だらけだと、少し窮屈な空気になるのは仕方がないのかもしれません。
職場がそんな人間関係ばかりだと少なからず嫌悪感を覚えることもあるでしょうけれど、そうなってしまうのも、女性の多い環境ならではのことだと達観しておくのが良いでしょう。
看護師の資格を手にするには、何通りかのコースがあります。
看護師の資格を取るためには、国家試験を受験することが必要ですがいきなりは受験できません。
試験を受ける資格を手に入れるためには看護専門学校(3年間)、看護系の短大(3年間)、看護系の大学のいずれかに通い、看護を学ぶことが必要なのです。
職場で担当する業務により、作業の内容がまったく変わってくるのが看護師です。
なので、病棟勤務の経験しかないのであれば、転職して別の病院で働くことにしても、勝手知ったる病棟勤務に就くことになりそうです。
そして、もし何か得意な技能があることを、採用される際に伝えておけば、得意なことを最も活かすことができる持ち場配置となり、働きやすくなるでしょう。
そうなるとつまり、夜勤をぜひ希望したいということなら、まず間違いなく、病棟で働くことになります。
大体において、業務の中身に見合った給料が支払われることになるでしょうから、できること、得意なこと、希望することなどは明確に伝わるように話すと良いです。
子育てを優先するために転職をする看護師も少なくないです。
特に看護師は仕事と子どものことの両立が困難なので、夕方までの時間帯のみ働けたり、出勤日が少ない職場での勤務だったりが探せると良いと思います。
子育ての大変な時期だけ看護師を辞めるという人も多いですが、お金がないと子育てに困りますので、できれば看護師の資格を活かすことのできる仕事を探すことを勧めます。