ほんの少し前までは一般常識として、看護師イコール女性の職業でしたが、近頃では男性看護師の割合も増加しています。
実際の看護の現場では、患者を移動させる時や入浴介助等、力仕事も少なからずあるので男性看護師がより力を発揮できるということもままあります。
女性と年収に関しては同じですが、産休や育休がないので、その分より職業的な高みを目指していけるということです。
産業看護師は従業員の健康が保てるように保健指導をしたり、鬱病防止のための精神的な部分のケアも行うのです。
産業看護師は求人の公開が一般にされていませんから、ハローワークで見つけようとするのは不可能だと思います。
興味を持った人は看護師専用の転職HPを利用してください。
看護士転職サイトには、産業看護師の求人なども数多く載っています。
看護職の人がジョブチェンジを検討するときにはネット上のキャリアコンサルティングサービスも役立ちます。
看護職員の方向けの転職情報は、職業紹介所や就職情報誌には表に出ていないものもたくさんあります。
看護職員にフォーカスしたウェブの求人サポートはこの点、非公開案件の転職情報を閲覧できるだけでなく、求人元を「気風」という点からも検討できます。
なんとなく言うのが憚られる労働条件の相談をお願いできる所も少なくありません。
医療のスペシャリストである看護師が必要な施設というのは、クリニックや病院の他にも存在します。
数々の介護施設のうち、グループホームのようなところでも看護師は必要とされています。
グループホームの入所条件にあてはまる方というのが、認知症の問題を抱えている方、というのが条件なので、十分留意したうえで関わらなければなりません。
介護方面に興味のある看護師はグループホームへ勤務することも考えてみると良いでしょう。
皆さんご存知のように、看護師の職場環境は千差万別で、様々な科を併設した総合病院から町医者までかなり違いがあります。
意外なところでは、介護施設や保育園も看護師の職場です。
それぞれの会社で給料が変わるものですが、同じことが看護師にも言えます。
地域の診療所と総合病院とでは、やはり収入に差が出てしまいます。
ですから、看護師として働く人の平均年収がいくらだと言うのも、難しいものだと思います。