仕事を続けながら、妊娠を継続させている看護師は大勢いますが、気を付けてほしいことはする必要のない放射線被曝を絶対にしないこと、これに尽きます。
放射線治療やCT、エックス線撮影をはじめ、病院内で働く限り、危険はいろいろありますので、油断は禁物です。
同様に、薬にも病院で患者に接する中、薬にふれる機会も数限りなくありますから、放射線被曝と同じくらい、注意が必要です。
勤務中のほとんどの時間を、立ち仕事で過ごしたり、夜勤があったりとハードなせいもあって、母体への負担が大きいあまりに、流産や早産になることも多いのです。
それを踏まえ、妊娠期間中だけでも、きちんと休憩を取って無理をしない勤務を徹底してください。
時に人命に関わることもある看護師という仕事は、大きなやり甲斐と意義を感じることができます。
しかしながら、反面、この職業ならではの苦労もつきものとなっています。
肉体的にも精神的にも大変な仕事であることはよく知られていますし、職場に拘束される時間が長くなりがちで、さらに不規則であること、独特の張りつめた空気が漂う職場でもあり、そんな中、人間関係の良好な形成が難しいこともあり得ます。
ハードさを充分納得しつつ、看護師のお仕事を選択しようとしている人が多いという現状を見ると、デメリットに目をつぶることが可能なくらい長所も多いということに他なりません。
看護師の人間関係は、構築が難しいと、当たり前のように囁かれたりしていますが、単純に看護師の職場には、女性がとても多いから、ということのようです。
というのも、小さな集団を作って、気の合う者同士固まる傾向が女性には強くて何人か集まると、この場にいない他人の噂話に花を咲かせたりするものですから、職場が女性だらけだと、少し窮屈な空気になるのは仕方がないのかもしれません。
あまり健全ではない、そんな空気の中にいて少なからず嫌悪感を覚えることもあるでしょうけれど、女性が多数を占める仕事場であれば、これは仕方がない、と納得しておくと良いかもしれません。
一口に看護師と言っても、勤めている科が違えば、看護師の仕事や処置もまた違います。
看護師のローテーション研修は、配属部署以外を回るのですが、ひとつの部署だけでは分からなかった幅広い看護技術を得られると同時に、看護師として全体的なものの見方が出来るようになり、総合的な知識を学ぶこともできるでしょう。
今後の進路を考える事もできますから、モチベーションが湧きやすいようです。
看護専門職が違う仕事先に変わる時も、十分な対策を必要とするのが採用面接です。
面接担当者に嫌われると、看護職員を望む職場が多い現状でも落とされることもあるでしょう。
雇用の条件に恵まれているところはライバルがその分多数いると考えて、後で悔いが残らないよう当日まで最善を尽くして面接試験に行くようにしてください。
爽やかな雰囲気を演出する出で立ちで、元気にレスポンスすることを心がけてください。