病院での勤務というと、病棟勤務と外来勤務がありますが、外来勤務は基本的に日勤だけとなります。
子育て中の人には、子供を昼日中だけ預けられればいいので働きやすいでしょう。
それに加えて外来勤務においては、夜勤はないですし、多くの場合は土日と祝日はお休みになります。
忙しいかどうかは、病院や、診療科によっても違ってきますが、混みやすい小児科や、人気のある医師のいる診療科だと多くの患者が押し寄せるように待合室に集まり、看護師は対応に追われることになるでしょうし、待たされる患者からはクレームも入るでしょう。
求められるスキルも病院や、診療科によっても違います。
最近多い二交代制や三交代制などの勤務形態、世間で「シフト勤務」と呼ばれる勤務形態の代表的な仕事として、看護師を挙げることが出来ます。
職場が外来であれば、交代制になるとは限らないのですが、入院病棟に必要な人数を多く割り振りますから、まだ経験が浅ければ、必然的にシフト勤務になると思います。
妻の話ですが、看護師としてシフトを組んで仕事をしていましたから、妻が夜勤で居ないと子供がさみしがってしまって困った事を覚えています。
誰もが一度は見たことがあるであろう看護師の帽子。
あの帽子というのは、晴れて看護師になるというという式の際にかぶせられるものだといいます。
よく料理人が帽子を被っていますが、それ以上に意味を持つものといえるかもしれません。
ですが、近年では看護師の制服の形というのも次第に変化していますから、近いうちに特に帽子が意味をなさなくなるという事態に陥る時が来るかもしれません。
髪の毛が落ちないようにするためのものという、これまでのような深い意味を持った存在ではなくなってしまうのは悲しい気もしますが、これも世の中の傾向なのでしょうね。
長く看護師として働いていると、様々な悩みが出てきますよね。
よく言われるものは不規則な勤務形態ではないでしょうか。
折角休みになっても友人と遊んだり都合を合わせることが出来なくなるというケースが多いようです。
または、労働環境が過酷で休みが取れないということも珍しくありません。
こうした状態を変えたいのであれば、例えば、日勤だけの職場を探してみるなどして、転職を考えるのが良いでしょう。
パートや派遣といった形で、夜勤を避けたりなどの働き方もできる看護師業ですけれど、大半の看護師は病院で働いています。
けれど、看護師だからといって病院で働く必要はなく、病院の外でも、意外と看護師でなければできない仕事というのはあって、働く場所となるのは、市町村の保健センター、保育園、企業内、介護施設などです。
こうした職場で看護師として活躍する人も実際とても多いのです。
看護師はこんな風にやる気があれば、仕事する場は多いので、人生において重要なターニングポイントである結婚や出産といった際に最もやりやすい仕事をするため転職をしていくということが可能です。