当然ですが、病院には患者それぞれの症状に対応する科がたくさんあって、部署が違えば、看護師として必要になる技術や処置もまた違います。
それまでの配属部署以外の部署で研修するローテーション研修では、他部署のケアを学び看護技術を修得できる絶好の機会です。
また、視野を広げて、多くの知識を身に付けることが出来ます。
今後どうなりたいかという希望を見付けることになりますし、看護師としてのやる気も高まります。
産業看護師とは、企業に勤務する看護師のことを指します。
看護師と聞けば病院およびクリニックの印象を持つ人が多いですが、医務室が置かれている企業もありそこで働いている人もいます。
仕事の中身や役割は働く会社により様々ですが、従業員の健康を守り管理することは必ず行う仕事になるでしょう。
妊娠している可能性のある看護師には、特に気を付けてほしい事としてとにかく、放射線被曝には注意しなければいけません。
放射線治療やCT、エックス線撮影をはじめ、病院内で働く限り、危険はいろいろありますので、慎重に行動してください。
同様に、薬にも身近に様々な薬品が、大量に存在する環境なのですから、放射線被曝と同じくらい、注意が必要です。
立ち仕事や夜勤シフトなど、看護師の仕事はかなり身体に厳しい仕事で、残念な流産や、早産の危険がとても高いです。
仕事に励みつつも、妊婦である自分の身体を守るため、必要な休憩を取るようにしましょう。
出戻り、つまり一度職場をやめてからまた同じ職場に戻ってくることですが、看護師のこれは多いです。
ただ、それ程スムーズに、出戻りがしやすいかどうかというのは辞めた状況により変わってきます。
例として、結婚や引っ越しで辞職したり、他には出産や育児をするために辞めた、などであるなら、元の職場に出戻ってくるのも簡単です。
実際に、こうして働いている看護師は多いです。
それから、正職員として夜勤もこなすという働き方が難しいため、パートとして出戻ってきて、働く人も増加中です。
昨今、看護師は足りていないと言えます。
看護師の免許を持っていても、看護師として働いていない人も多くいます。
看護師不足が起こる原因は看護師は離職率が高いという現実に起因するものだと思います。
具体的には、常勤看護師の場合の離職率は、約11%にもなります。
大多数が女性の職場なので、出産であったり育児であったりのタイミングでの退職が多いこともありますが、それのみならず、キツイ仕事環境も離職する人が増える原因になっているのです。