看護師の当直が16時間などに及ぶ長い拘束時間となっていて勤務中の仮眠が取れます。
月に8回までと国の指針では定められていますが、それ以上になってしまうことも多いです。
仕事をしている病院の勤務形態では、規則的な生活を送れなくなったり疲れて体調を崩す人が多いのも看護師が長続きしない理由の一部と思われます。
病院勤務で看護師として働く場合、大きく外来勤務か病棟勤務に分かれますが、仕事内容はかなり異なります。
ですから、ずっと病棟勤務だった人の場合は、次の職場でも病棟勤務、というのはよくある話です。
それと、もし何らかの得意なこと(例えば採血が上手い等)があるのなら、雇用者に知らせておきましょう。
そうすることで、そういった得意な事を最大限生かすことが可能になるポジションにつくことができるでしょう。
そうなるとつまり、夜勤をぜひ希望したいということなら、24時間体制が基本の病棟で、勤務することになるでしょう。
就く仕事の内容次第では、給料の金額も当然、変わることが考えられますから、自分の希望は、はっきりとわかりやすく伝えておくべきでしょう。
数年間、専門機関で学んで資格を取得する看護師は、言わずと知れた看護のスペシャリストであり、景気に左右されることなく、いつでも求人があるという強みがあり、転職もしやすいです。
結婚や引っ越しといったようなその人の都合で職場を変えることもありますが、中には、自らの看護師スキルをさらに向上させる目的の転職を考える人もいます。
こうした理由によるのであれば、はっきりした志望の動機を持っていなければ志望した病院に、断られてしまうこともあり得ます。
今よりもっと専門的な看護の知識を得たい、とか、規模の大きな病院に移り、今よりも更に多くの症例に接したい、といったような積極性を感じられる理由を挙げたいところです。
入院施設のある病院に勤める看護師は、絶対に夜勤が必要になる職業です。
夜勤といっても、どのような時間帯になるのか気になりますよね。
それは、職場が2交代勤務なのか3交代勤務なのかで変わってくるのです。
普通、2交代勤務では夜勤の労働時間も長時間です。
また、3交代勤務の場合、時間に余裕のない厳しいスケジュールを組まれることがあります。
求人に応募しようとする病院が2交代と3交代のどちらの勤務形態なのか前もって知っておいた方が良いでしょう。
病院には多くの科が設置されていますが、配属された科の診療内容によって、看護技術や処置の方法も異なります。
それまでの配属部署以外の部署で研修するローテーション研修では、ひとつの部署だけでは分からなかった幅広い看護技術を得られると同時に、看護師として全体的なものの見方が出来るようになり、多くの事を学べる機会です。
今後どうなりたいかという希望を見付けることになりますし、新人看護師の前向きな気持ちも湧きやすいようです。