看護師が転職を考えるきっかけは、人間関係が難しいからという人がたくさんいます。
女の人が多くいる仕事ですし、イライラしやすいこともあり、人と人との関係に頭を悩ませる人が多くいるのでしょう。
人によっては、イジメやパワハラが転職しようとする動機となってしまう人もいます。
ひどい環境を我慢して働くと、体調を崩しやすくしますから、早く転職することをお勧めします。
給料についてですが、看護師の場合は大病院や個人病院など、どういったところで勤務しているかにより、金額は相当変わってくるのが普通です。
そして、気になる退職金は、地方公共団体などにより開設された公立病院、または国立病院であるなら、看護師は公務員、あるいは準公務員の扱いですから、しっかりと勤務した年数などから退職金が算出され、働いた分に見合った額を受け取れるはずです。
翻って個人病院の状況ですが、病院によっては退職金の取り決めさえない場合がありますので、とにかく最高責任者である院長先生の考え方一つ、といった面があります。
公立病院なら、決まりに沿った額の退職金をもらうことができますが、他はそうとは限らないということが言えます。
数年ほど、看護師として働いているのですが、気付いたことは、看護師はどうやらタバコを吸う人、アルコールを好む人の割合がかなり多いように思います。
さすがに禁煙、分煙のお店も増えてくるなど、世間的にはタバコのイメージが悪くなっていることもあり、看護師の喫煙率も多少減ってはいるようです。
でも、別の業界と比べてみたら、きっとまだまだ高い喫煙率を示すでしょう。
そしてまた、皆が集まるお酒の席などで見られる、看護師たちの飲み方、酔い方はまあ、お察しの通りです。
ちなみに酒豪が多いです。
あまりにも普段からストレスをため込んでいるからだと、自分でもわかりますので、なるべく発散できるといいな、と思いはするのですが、身体にはくれぐれも気をつけてほしいところです。
看護師の当直が16時間などに及ぶ長い時間の勤務で仮眠を勤務時間中にとることができるのです。
国の指針により月に8回までと定められていますが、それ以上になってしまうことも多いです。
勤めている病院の勤務シフトによっては、たいへん不規則な暮らしになってしまったり疲れて体調を崩す人が多いのも看護師が長続きしない理由の一部かもしれません。
患者という立場から見ると不安を解消し支えてくれる看護師の存在は本当にありがたいものです。
でも、現実には看護師の勤務実態は大変厳しいことが多く、覚える必要のあるいくつもの作業や繰り返しのチェックなど優しい言動とは裏腹に、ひどく緊張しストレスを感じている場合もあります。
ですから、看護師によっては鬱を発症するケースも多いそうです。
性格的に、真面目で責任感が強いと言われる方やストレス発散方法がないという場合は要注意だと言えます。
日本での看護師の年収は平均して437万円ほどです。
しかし国立や私立や県立等の公立病院で働く看護師は、公務員勤務であるので年収は平均して593万円ほどになります。
公務員看護師は給料のアップ率も民間病院より高くて、福利厚生の点でも充実しているのです。
準看護師の場合ですと、看護師より平均年収が約70万円くらい下がります。
正看と呼ばれる資格を持った看護師になる方法は、看護課程の専門学校や大学を卒業するのが必須です。
看護課程を卒業すること自体が受験資格なので、避けようがありませんね。
ですが、看護の専門学校も人気が高く定員が少ないので、これらの学校に入学する事を目標にした予備校に通う人も増えています。
正看護師の資格が欲しいけれど、いま既に働いているという方は、通信教育課程もありますから、働きながら勉強することが出来ます。
看護師は夜勤をするのが当たり前とされる場合が往々にしてあり、子育てをしながら働く看護師にしてみると大きな不安要素となり得ます。
ある程度の年齢までなら24時間保育を実施している保育所を利用したり、院内の託児室の利用で対応することもできるのですが、小学生になると預け先がぐっと減ってしまうという問題が浮上します。
そのため、看護師の中でもパートの勤務に変えていくという方も少なからずいます。
看護師になろうと思ったきっかけは中学での職業体験でのことでした。
体験先の介護施設の看護師の方に心を動かされたのが契機となりました。
将来的にはあんな職業をしたいと感じたのが始まりで看護学校に入学することを決め、今は看護師として働いています。
大変なこともあるのですが、おおむね満足した日々を過ごしています。
パートや派遣といった形で、夜勤を避けたりなどの働き方もできる看護師業ですけれど、それでも、殆どの人は医療機関で働いているわけです。
けれど、看護師だからといって病院で働く必要はなく、病院の外でも、実は看護師がその資格を活かせる職場は多々ありまして、例えば、大きな企業内にある医務室、保育園の保健室、あるいは介護施設や市の保健センターなどになります。
こうした職場で看護師として腕を振るう人も大勢いて、人気のあるところなどは、採用されることが難しい場合もある、ということです。
看護師はこんな風に仕事をすることが可能であり、結婚や出産をした、子育てが終わったなど、ライフステージの変化に合わせるようにして転職し、仕事をしやすいようにすることも可能なのです。