業務を交代制で進めていく中での極めて大事な仕事の一つとして、勤務内容の引き継ぎがあり、これは申し送りと呼ばれています。
要するに業務報告なのですが、担当患者さんの状態についてや、業務を行なう上で必要な事柄を次に勤務を始める看護師に口頭で話します。
伝え忘れなどミスのないようにし、また、相手がきちんと理解できるようになるべく簡素に行うようにしましょう。
あと、なるべく短い時間でてきばきと、的確な申し送りをすることも当たり前のように期待されます。
修学旅行やツアーなどについて行って、けがや病気の応急処置、病院の手配といったことをする看護師もいます。
結婚していて子供のいる人は土日を休みにできたり、夜勤をしなくてもいい職場を希望しています。
病院ではないところで働くのであれば、働こうとするところに適した専門の知識を持っている認定看護師や専門看護師の資格があれば、採用が決まりやすくなります。
職場で担当する業務により、作業の内容がまったく変わってくるのが看護師です。
ですから、ずっと病棟勤務だった人の場合は、再就職をした時も、前の経験を買われて病棟で、ということにはなりやすいです。
あるいはまた、特に採血が得意であるなど、できることを雇用者に知らせておけば、その技能を一番発揮できるポジションにつくことができるでしょう。
そうなるとつまり、夜勤をぜひ希望したいということなら、まず間違いなく、病棟で働くことになります。
大体において、業務の中身に見合った給料が支払われることになるでしょうから、きちんと自らの希望は伝えておくのが良いでしょう。
一般的に、看護部長の下について病棟を取りまとめる看護師長の仕事と言えば、それぞれの看護師に指導したり、看護部長の手伝いをするなど、会社組織でいうと、課長職に相当するものです。
課長職の年収とはいえ勤める企業の規模で全く違ってくるように、勤めている病院の大きさが、看護婦の収入に違いを生んでいます。
他にも、公立病院と民間病院の差や、都会や田舎といった地域差も年収に影響しており、例えば、公立病院の場合、おおよそ750万円前後だと想定されます。
看護職員の方が仕事で転機だと感じたら、ウェブで人材紹介サイトに入会するのも有効です。
看護職の募集は、職業安定所や求人情報誌には表に出ていないものもたくさんあります。
ところが、ネットの看護専門職向けのキャリアサポートサービスだと、通常は見られない募集案件が紹介されていることに加え、気になる組織風土などが確認できたりします。
できれば避けたい勤労条件に関するやりとりを任せられることもあるようです。