盆を終えて

母親の同僚の話なのですが、毎日6品の料理を作らなければならないらしく、それに至らないと旦那と姑が文句を言うそうなのです。

ヤバイですよね。6品揃ってないとご飯が美味しく食べられないなんて感覚ヤバイと思うんですよ・・・

姑に意見をしたところ「私もやってきたことだから、あなたも頑張って」と返ってきたそうな。そもそも6品も必要なのか。6品揃えることに何の意味があるのだろう。不思議でならない。

ウチはさすがに1品だけっつうことは無いが、2品作るだけでも日々精一杯だ。まず料理自体が嫌いだ。菓子作り?冗談じゃない。だから、母親からこの話を聞いたときは凄いショックでした。

彼女の旦那さんは自炊の経験が一度も無い人なのかな。大変さが分からないから文句が言えるのだろう・・・。今は昔と違って自炊が出来ない男は嫌がられる傾向にある中で。

今回この話を聞きまして、結婚前に相手の食の習慣を確認しておくことがとても大切であることを学びました。さっそく絶賛婚活中の親友にも教えた。




たいへんな猛暑が続き、いいかげん体が疲れ切っているのを実感している今日この頃です。

全国的にも「こんなに苦しい夏は生まれて初めてだ」と言う人たちも出てきたように、自分も同じくでございます。こんなに苦しい夏は今まで経験したことがなかったと思う。

何が苦しいかって、夜になっても室温が下がらないことなんですよ。体を休めるクールタイムが無いんですよね・・・

このあいだ仕事中に暑さに負けて具合が悪くなったんですよ。終業時間まで何とか頑張れたけど、こういうのも記憶の限りで初めてのことでした。

ちょっとお腹も出てきたし、ダイエットをしようと思って朝ご飯を少なめに食べた日の出来事であった。夏は減量ダイエットなんてやってはいけませんね。

現在イギリスの歴史を勉強中なのですが、産業革命のことも調べたりして、「へえ凄いな〜」って感心した一方で、これが地球温暖化のきっかけになったことを思えば感動も半減するってやつ。

当時の開発に携わった人たちだって、それほど遠くない未来にまさかこんな事態になるなんて全く考えもしなかったろう。




今年もお盆を無事に終えることができました。

今回は実家にも泊まることができまして(つうか強硬した)、母親にもたくさん甘えてきました。義父が図書館から「写真で行く満州鉄道の旅」という白黒の写真集を借りてきていて、それはもう大好物、私は貪るように見入っていたのでした。

このような写真を数多く残してくれた撮影者たちに感謝しています。彼らがその時、その場所で見える景色を写真に残してくれたおかげで、あとに生きる私たちがその写真をもとに、当時の風景や風俗を知ることが出来るのですから。

セルフケア

ネトフリのオリジナルドラマ「生まれ変わってもよろしく」が、いま自分の中で熱くヒットしています。

19回目の人生を生きている女性の物語で、彼女はこれまでに生きた18回の前世の記憶を持っているのです。

前世で愛した人や、血縁だった人たちとも再会を果たし、そこから幸せに暮らしていけたら良かったのですが、複雑で悲しいしがらみや、前世からの因縁なども入り混じってきて一筋縄ではいかず、もうドキドキの連続、続きが気になって気になってどうしようもなかったドラマでした。

キャストのシン・ヘソンと、アン・ボヒョンも以前から好きな俳優であったことも相まって、このふたりがメインで出演しているなら何はともあれ絶対に見なければならなかった(笑)

私自身も、果たして何回目の人生を生きているのかは分からないけれど、風景を違えた断片的な記憶というものを幾つか持っているので、とても共感できたし素直に受け入れられた内容でした。

どうしてか泣けてしまった場面があって、主人公の後ろに国籍を違えた十数人の老若男女が連なって歩いているんですよ。様々な人生を生きた前世の彼らを以てその先頭に今の自分がいるという、何とも言えない、もうその場面になったら途端に涙が滝のように流れ出てきたのでした。

今回このドラマを視聴して、自分も、もっといろんな前世の記憶を思い出せたら良いのに、もっといろんな風景が見えたら良いのにと強く思ってしまったんですけれど、こういうのって、きっと興味本位で見るべきものではないのかも知れませんね。

心地のよい場面だけが見えるなら良いけど、きっとそうではないと思うから。嫌ですよ、慰安所に出入りしている姿なんかが見えたもんじゃ立ち直れなくなりそうだし・・・。今の自分が心身ともに健全に生きていると実感できているのであれば、敢えて知る必要も無いのかなあって。

だけど、何か果たしたい目的があるから転生するのだとも思っている・・・

最も近いと思われる前世でのことを話せば、恐らくは若いうちから親元を離れて兵学校で生活をし、そのうち満州で長いこと駐屯生活を送り、そのままどこぞの戦地に送り込まれて亡くなったという、ありふれたコースを辿ったものと推測しています。

はじめから最後まで命令のもと集団生活の中に生きて、自分がやりたかったことも、好きなことも全て諦めて、郷の母親に寄り添いたくてもそれさえ出来なかった、結局のところ後悔と無念しか残らなかった人生だったのではないかと勝手に思っているので、この人生ではそのやり直しというか、挽回する気分で生きている今の自分。

これから先にも、もしかしたら新たな記憶が自然と蘇ることだってあるのかも知れませんが、その時は、ぜひ安寧で心地の良いものであってほしいと思っています。




キャンドルライトというものを部屋に置いてみました。

すでに枕元に置いてあるステンドグラス調の卓上ライトに日々癒されてはいるのですが、ロウソクの揺らめきはまた格別であると思い、一応考えた末に購入した次第です。こちらは部屋の隅に置いています。

若い頃はアロマキャンドルなんかも使用していたのですが、万一火事でも起こしたら怖いので本物の火はいつの間にか使わなくなっていました。

幼い頃から一点の灯りがとても好きで、たとえば玄関のポーチライトとか、誰の家に行っても勝手に点灯して眺めていたんですよ。家の者に消されても懲りずに点けて見ていました。今でも夜の住宅街は好きです。もうそれのオンパレードなので。

夜、眠る前に枕元の一点の灯りを見つめる時間を何年も取り入れています。今回、新たに仲間が増えましたので癒し倍増でございます(笑)

だけどこれ、高頻度で勝手に点灯する時があって「え?怪奇?」ってちょっと怖くなることもありまして・・・。ネットで調べたらよくあるポピュラーな現象らしいので単なる誤作動だとは思うのですが、勝手に点くとビックリするし、電池もったいないからやめてくれって半ばイライラしてくる。

この前なんて、夜に帰宅して真っ暗な部屋に入ったらこれが点灯していて、ロウソクの揺らめきだし、背筋が凍ったよね・・・

セルフケアの大切さを改めて認識している今日この頃です。

キャンドルライトの揺らめきに癒されることもその一つですが、好きなことをして、好きなものに触れて、一時でも現実から思考を離すことが心の健康を維持するうえで凄く重要なんだなあって改めて思うようになりました。

抱えている悩みや問題は、相手があることなら尚さら、解決が難しいことのほうが多いですよね。相手のことはどうしたって変えることは出来ないし、最終的には自分が変わることが不可欠になってくるわけですが、そこで重要な役割を果たすのが日々のセルフケアなんだなあって・・・。

それも、だれか第二者が与えてくれる楽しみに依存するのではなくて、自分の中で開拓しなければ本当の意味での解決には至らないのかも知れない。

そりゃ病気とか借金とか、自己の内面を改めるだけではどうにもならない問題だってあるけれど、それは仕方がないことだとしてな、だけどそう考えると、それ以外の悩みってもしかしたら解決できるのかな?って思えてくる不思議。

とある同僚がこんなことを言っていたんですよ。「私のモットーは人には甘く、自分にはもっと甘くなんだ」と。これを聞いたのはだいぶ以前のことだったのですが、時間を経て深い言葉だなあって思うようになったんです。

原点


8月1日、火曜日の出来事でした。

酔っ払って自室で半ばレロレロ状態だった私は、何を考えるわけでもなく天井を見上げてぼーっとしていました。

そのうち何気なく本棚のほうに目が行って、どうしてか「アンネの日記」が目についたので、読むつもりは無かったんだけど手に取って適当にページをめくっていたのです。

最後の日記を読んで、その日付けを確認したら、同じ8月1日の、それも火曜日だったんですよ。なんだか泣けてきたのでした。

日記のあとに、訳者より「日記はここで終わっている」と書かれていて、何よりその一文を見るのがつらい。

半泣きしながら旦那にその経緯を話したら「アンネに固執し過ぎだよ、アンネだけがユダヤ人だったわけではないんだから」と言われ、なぜか諭されました。

それを言われると、それまでなんだけどさ・・・

私にとって、アンネは原点だったから。
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ギルドさんのプロフィール
性 別 女性
年 齢 36
地 域 青森県
系 統 普通系