8月1日、火曜日の出来事でした。

酔っ払って自室で半ばレロレロ状態だった私は、何を考えるわけでもなく天井を見上げてぼーっとしていました。

そのうち何気なく本棚のほうに目が行って、どうしてか「アンネの日記」が目についたので、読むつもりは無かったんだけど手に取って適当にページをめくっていたのです。

最後の日記を読んで、その日付けを確認したら、同じ8月1日の、それも火曜日だったんですよ。なんだか泣けてきたのでした。

日記のあとに、訳者より「日記はここで終わっている」と書かれていて、何よりその一文を見るのがつらい。

半泣きしながら旦那にその経緯を話したら「アンネに固執し過ぎだよ、アンネだけがユダヤ人だったわけではないんだから」と言われ、なぜか諭されました。

それを言われると、それまでなんだけどさ・・・

私にとって、アンネは原点だったから。