バトルクライ

歯科クリニックに通い続けることおよそ5ヵ月。先週をもって治療のほうは終了しましたが、例の歯茎は今後もどうなるか分かりませんし、メンテナンスも兼ねて、これからは定期的に通うつもりです。

現在通っている歯科クリニックは、自身が小学低学年までを過ごしたたいへん思い入れの深い町にあるのですが、先生もまたこの町で生まれ育った人らしく、後にこうして開業し今に至るのだそうです。めちゃ素敵なエピソードで、もう勝手に親近感もっちゃってます。

いつ行っても混んでるクリニックで、治療中も先生を頼りに患者さんから電話がかかってくるという毎回そんな忙しい情景です。お医者さんの存在って本当にありがたいですよね。彼らがいてくれるから治るところは治るじゃないですか。

先日、自宅のポストに入っていた某焼肉店の半額クーポンを手に、母親を連れて焼肉を食べに行きました。肉を噛みしめながらしみじみと、人間って食べ物があるだけでも、またお金があるだけでもダメで、まず何を考えずとも美味しく食べられる健康な体があってこそ幸せなんだと心から思いました。

そして、その後一週間くらい下痢が続いている・・・

しばらくろくに肉を摂取していなかったせいなのか、急に大量の肉が入ってきたから腸がびっくりしたのかも知れない。ほんと、食の細い日々が続いていましたから。

3日過ぎたあたりからさすがに耐えられなくなって正露丸を買いました。正露丸を服用するなんて何年ぶりだったろうか。この33年で指折り10回も無かったんじゃないかな。




職場でまた一人、定年を迎えて退職したおばさんがおります。私はその人に、精神的にかなり鍛えられました。いちばん鍛えてくれた人、という認識です。入社をして間もなく、克服するのに4年くらいかかったろうか。

もうとにかく意地悪で、基本無視なんですよね。具体的な指示も出さないくせに間違えれば指摘してくる、そんな人でした。それも1対1の現場だったので本当にどうしようもなくて、いよいよカウンセリングに通うことを真剣に考えたり、会社辞めようかな〜とか、だけど無職に戻るほうが苦しいよな〜とか、とにかく悩んだ。

それからは、何となく向こうのバリア?も少しずつ解けてきたような感じで普通に世間話が出来るようになり、後半はお互い突き合ってイタズラばかりしている仲でした。

その彼女がついに退職。今となってはただただ寂しくて涙が出てきます。お別れの日も、皆が囲む中で私だけが始めから最後まで泣き通して、逆に笑われました。たぶん、泣き顔がゴリラみたいだったんですよ。

お天気お姉さんの山神明理さんも卒業しちゃって、ダブルで落ち込んでますね。

この3月

体重が5キロ減って、そして1キロ増えました。近頃は体重が減少の一途だったので、何かよろしくない病気が潜んでいるのではないかと不安さえ抱いていたのです。今は体重が僅かでも増えていれば嬉しくなります。体重が増えて喜ぶなんて生まれて初めての経験です。

口内トラブルでいよいよ危機を感じるようになってから、とにかく備品が増えました。洗口液、うがい薬、フロスなど。フロスは以前から使用していましたが毎日ではなかったんですよね。現在は毎日寝る前に使用しています。

最近、初めて好きなユーチューバーというものが出来ました。え・・・こういうのって勝手に書いちゃって良いのかな?「ろぺのあとりえ」というチャンネルです。落ち着かない口内トラブルで食うに食えず、泣くに泣けずで憔悴しきっていたある日ネットサーフィンで見つけたチャンネルでした。見ているうちにこの方の考え方とかも何だか好きになって。

それと、「ゴミ屋敷専門パートナーズ」というチャンネルも最近見るようになりました。依頼を受けた業者さんがゴミ屋敷を片っ端から片づけていく動画です。はじめ「うわ〜」と思うんですけどね、最後はめちゃくちゃ気分がスカッとします。




この3月は、東日本大震災から10年と、母親の術後から3年を経た特別な3月です。

「家族のありがたみや、命の重みを改めて実感しました」とか、良いことを言いたいところなのですが、これらふたつの出来事を思い出したときに、そんなことよりもまず「とにかく怖かった」という感情が先にバーンと出てきます。いろいろ深々と考えるのはそれよりずっと後なんですね。

私は震災で家族や家を失ったわけでもなく、壮絶な体験をされた人たちを前に基本なにも語る資格は無いと思っているので深くは触れませんけれども、あの日、普段使用している通勤路は津波でだいぶやられいたもので、タイミングがずれていたら自分も間違いなく巻き込まれていたであろうことを思えば、やっぱり身震いしてきます。

一年ぐらいは地元の海には怖くて近づくことは出来なかったし、その年の暮れに初めて訪れた沖縄で久しぶりに海に触れたような感じでした。ホームページにアーカイブスのサイトを載せてはいるんだけれども、自身は当時を振り返る津波の映像は今でも基本見ません。見ると気持ちがしばらく戻らなくなってしまうから。

この10年のあいだに岩手、宮城、福島の被災地を訪れたことが何度かあったんですけれども、私は元の町の姿が分からないから更地を見てもピンと来ませんでした。だけど所どころに残されていた遺構を目にしたときに、そこで感じるものは確かにあったのです。

ヤシの木

続きが見たくなる夢ってありますよね。先日、そんな夢を見ました。

どこか異国の地で迷いこんでしまい、通りすがりの男性に道を尋ねるという場面から始まったものでした。話の流れで、その男性の自宅にお邪魔することになりまして。

国籍は違えど男と女。当然ながらそういう、ちょっと怪しい雰囲気になり、「じゃあ、とりあえず先にお風呂に入ろうか」と言って互いに服を脱ぎ始めたところで目が覚めました。惜しかったですね。その後が肝心だったのに。

私はよく夢を見るのですが、起きたあとも風景や人物の顔をはっきりと覚えていることが多いです。それは時間が経過しても鮮明に思い出すことが出来るほど。

不思議なのは、出てくる町にいつも同じ匂いを感じることです。

自分なりに分析してみて、何となく東南アジアっぽい感じかなあという気は以前からしていました。ヤシの木が結構な頻度で出てくるのと、雰囲気がとにかくそれっぽい。

行ってみたい国はそれなりにあれど、今のところまだまだ海外旅行には行けそうにないから、その欲求を埋めるべくネットで気になる国の風景写真を見ながら民族音楽を聴いたりなんかして気を紛らわせていることも多々あるのすが、先日、そういえば自分の前世にはバリ島かグアム島で生きていた人生もあった(らしい)ことを思い出して、そのどちらかと言えば興味があるバリ島を調べたんですね。

開発された観光名所とかリゾート地なんかを見たところで何も感じなかったので、田舎というキーワードを足して検索してみたところ、その風景から感じ取る匂いが、不思議と夢に出てくるものと違和感なく重なりまして、純粋に「ここかも」と思いました。

夢って、前世の記憶からくるスピリチュアル的なものが影響していることもあれば、幽体離脱をしてどこかに旅に出ているという面白い説もありますから、ちょっと興味深いですよね。

ちなみに、バリ島かグアム島で生きていた(らしい)人生でも私は男性だったそうです。うん、ヤシの木を見ると自分でもそんな気がしてくるのは何故だろうか・・・。

自分ではよく分からないんだけど、若い頃はベトナムっぽい顔してるとか、イメージが東南アジアだとか、そんなことをちょいちょい言われていました。沖縄を含めてなんですけどね、自分の魂は北か南なら南のほうに縁があるのだろうと。

こうも頻繁にそれらしい夢を見続けていると、話が続いていくような、リアルではないにしろ自分が住むもう一つの町のように思えてきて楽しいですよ。




先日、職場の同僚の家を片づけに行きました。ご子息が暴れて家の中がめちゃくちゃになっているとかで、一人では到底片づけられないから手伝って欲しいとの頼みがあったからでした。

その同僚はシングルマザーで、経済的に苦労してきたっぽい人なんですよね。シングルマザーって大概そうかね。うちも長いこと母子家庭で母親が経済的に苦労しているのを見てきたから分かるところもあって。

だから、「なぜに私が片づけに行かねばならない?」と不満を感じつつも、ツラそうな面持ちで頼まれたら何だか可哀想で断ることが出来なかったのでした。

だけど、行ってみてやはり後悔した。玄関を入ったところから異様な空気というか、ただではない散らかり様だったんですよ。言葉は悪いが、いわゆるゴミ屋敷というものでした。陰の気が漂っていることが素人の自分にも感じ取れた。

テレビでたまに片づけられない症候群とかでそういった部屋が紹介されることがあるけれど、まさしくアレ。つい言ってしまったよ、「これ息子だけのせいじゃないよね?」と。

不要なダイレクトメールや雑誌、服、日用品が床にびっしりと。最後に掃除機をかけたのはいつなのか知らないが、床は大粒の埃と髪の毛のオンパレードでした。

しかもご子息が暴れた際に居間の照明とストーブも壊してくれたため、電気もつかない、火の気もない、そんな中で手当たり次第片づけていく・・・まさに闇でしたね。

とりあえず朝早くに行って、昼前には居間はテーブルを中心に通路というか、普通に生活できるスペースを確保したところで終了。私は色々と言い訳を並べて逃げるように帰りました。

居間だけではなく台所、洗面所、トイレ、寝室に至るまですさまじく散らかっていましたが、もう見ているだけで具合が悪くなってきて、それ以上いることにとても耐えられなかった。

その同僚、普段から自分の仕事はそっちのけで他人のことばかり気にしているというか、周りが気になるというか、とにかく目の前のことに集中できていない人なんですよね。そういう性質であるゆえ、常に気が散乱して部屋も上手く片づけられないのではないかと思います。

これまでも色んな人を見てきて思ったんですけど、持ち物や車の中がごちゃごちゃしている人って、申し訳ないけど仕事が下手だなあと感じる。自分も偉そうに言えるほど片づけ上手、仕事上手なわけではないんだけれど、やっぱり普段から整理整頓が上手く出来ている人って仕事も要領よくこなしている感は否めません。

その同僚から、家の中が片付いたら泊まりにおいでと言われたけれど、そこははっきりとお断りしました。
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性 別 女性
年 齢 36
地 域 青森県
系 統 普通系