食欲なら季節に関係なくバリバリある私は、体重も3年ほどで5キロ増えてしまいました。5キロの肉の塊を身に付けて歩いているということなんですよね。絵を想像してみると、ちょっとびっくりします。

読書もまた季節に関係ない私は、先日オークションでハンドメイドのブックカバーを購入し、さっそく使わせていただいております。このたび購入したのは右のものですが、偶然にも両方とも同じ出品者から買っていたことに気がついて、これ又ちょっとびっくりしました。

私が読む本は歴史ものなので、ざっくりですが西洋史なら左側を、東洋史なら右側を使用しています。気分的に分けてみたくなって新たに購入したところもありましたので。

歴史の勉強は長らく中国史がメインでしたが、最近は並行してイギリスの歴史にも目を向けるようになりました。実は西洋史の中でもイギリスだけはどこか苦手であったこれまで。

有名どころでアン・ブーリンとか、エリザベス一世が生きていたあたりの時代は好きで、よく映画でも観たりしていたんですけれども、それ以外はあまり関心が無かったというか。

フランスと何かと因縁のある国ですから、フランスありきで触れる程度だったのです。改めて関心を持ったきっかけは、少し前にNHKで放送されていたドラマ「女王ヴィクトリア愛に生きる」でした。

この調子で、いつかアメリカにも関心を持つことが出来たらなと思います。




さて、現在視聴しております中国時代劇ドラマは「瓔珞、紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃」です。旧作になるのをずっと待っていました。予想どおり今ちょっとレンタルの競争が激しい感じで、毎回ドキドキしながらのツタヤ通いとなっています。

今回、宮廷衣や身につける装飾、セットのデザインがわりとシンプルといいますか、配色が落ち着いているんですね。それがまた品を感じさせて凄く良い。私はこちらの方が好みですし、史実にも近いと思うのです。

また今回の作品では年齢層が高めの大人の女優陣を起用しているようで、それが女の強かさと、秘めたる悪辣さを際立たせており、その演技力に納得させられます。

因みに、私は主人公よりも富察皇后役を演じるチン・ランさんが好きです。登場一発目で悩殺されました。役柄、話なかばで亡くなってしまい以降登場しなくなったのが残念でなりません・・・。

清王朝もっとも愛された皇后と言われている富察氏。人徳をわきまえており、側室に対しても寛大で、また贅沢を好まない慎ましい人柄であったそうです。

富察皇后については史実がそうであるゆえドラマでもそれが忠実に再現されていたと思うのですが、だけど個人的な感想としては、やはり皇后も「宮廷の諍い女」のように陰険で強かでなければドラマとしてはちょっと面白味に欠ける感が否めないかな・・・と思いました。