弟の嫁の双子の妹が亡くなりまして、葬儀のほうに行ってまいりました。享年29歳。3、4年ほど前から患っていた癌に因るものでした。

私自身は嫁の妹さんとは関わりがありませんでしたので、私が泣くのも何だか妙に思えていたんですけれど、双子だけに遺影の彼女が嫁と同じ顔であったのと、また長いこと闘病を見守ってきた家族の気持ちを考えていたら、どうしても泣かずにはいられませんでした。

妹さんは快活な性格で、学業成績もたいへん良かったらしい。大学を卒業後は病院で理学療法士として勤めていたそうな。嫁のほうは逆に人見知りで、おとなしい性格です。「コミュ障」と自負しているくらい。

双子だけに、何かと比較されてきたであろうことは想像に難くありません。姉妹のいない私には分からないけれども、結構つらい思いをしてきたのではないかと思います。

両親との別居騒動など嫁とは様々ありましたけれども、すべて綺麗に水に流してしまいたい気持ちと、また妹さんに悔みを申し上げる気持ちで今はいっぱいです。