20日〜22日にかけて、恋人と山形県に行ってまいりました。銀山温泉街を歩いて気分をリフレッシュさせたところで、かねてより彼が一度はお目にかかりたいとしていた即身仏を拝んできたのです。

最上川を下り、酒田を訪れ、そしてこの度ようやく銀山温泉街を歩くことが出来ましたので、過去に伊勢市を訪れたことを合わせ、これをもって「おしん」の舞台地を巡りたいとする学生時代からの念願がついに叶い、嬉しく思っています。

さて、そんな私にとっての旅のメインはもっぱら銀山になるはずでした。ところが、実に即身仏を目の当たりにしてからはそれが覆された。

そのはじめ、私自身は即身仏に全く関心を持てずにおりました。言い換えればミイラじゃないですか。行って良いものか、という不安さえありました。ただ同行するだけの心持ちでしかなかったのです。

今回、湯殿山注連寺に安置されております鉄門海上人と、大日瀧水寺に安置されております真如海上人の2体の即身仏を拝んできたんですけれども、案内人の説明を聞いているうちに何だか切なくなってきたというのか、いつになく倫理について深く考えさせられました。

帰り道では、不思議と「行って良かった」と思えた。改めて自己を見つめる良いきっかけになったような気がしたからです。



ここ数日、私は体調を崩しております。20日の晩、旅行出発の時点で既に若干風邪を患っていた彼からうつされたものと思われる。

2日ほど前に、最高39度の熱を出して寝込みました。母親が持ってきてくれた栄養ドリンクと市販の薬を飲んで横になっていたら熱は下がって倦怠感からは解放されたものの、今度はしつこい咳に苦しめられています。

はじめのうちは「彼からうつされたのだし、仕方がないわよねぇ」なんて安易に考えていた今回の風邪ですが、もう既に3日くらい続いている激しい咳こみにより、みぞおち辺りが筋肉痛のように痛むようになってからは状況は深刻に。

今日、電話料金を支払いにコンビニに行ったのですが、そこでも「あ」の字も出ないくらいの激しい咳こみに見舞われることとなり、レジに立っていたジェジュンそっくりな美男子に「大丈夫ですか?」と同情の言葉をかけられる始末でした。やっとこ出た言葉が「風邪をこじらせたの」。

ちょっと強がって「彼からうつされたの」とでも言おうかなあなんて思ったりもしましたが、そんなくだらないことを言ったところで咳が治るわけでもないし、何よりアホらしいのでやめました。

はて、今夜は眠れるのだろうか・・・

その前に、録画していた南北首脳会談のニュースを見ようと思います。