体重が5キロ減って、そして1キロ増えました。近頃は体重が減少の一途だったので、何かよろしくない病気が潜んでいるのではないかと不安さえ抱いていたのです。今は体重が僅かでも増えていれば嬉しくなります。体重が増えて喜ぶなんて生まれて初めての経験です。

口内トラブルでいよいよ危機を感じるようになってから、とにかく備品が増えました。洗口液、うがい薬、フロスなど。フロスは以前から使用していましたが毎日ではなかったんですよね。現在は毎日寝る前に使用しています。

最近、初めて好きなユーチューバーというものが出来ました。え・・・こういうのって勝手に書いちゃって良いのかな?「ろぺのあとりえ」というチャンネルです。落ち着かない口内トラブルで食うに食えず、泣くに泣けずで憔悴しきっていたある日ネットサーフィンで見つけたチャンネルでした。見ているうちにこの方の考え方とかも何だか好きになって。

それと、「ゴミ屋敷専門パートナーズ」というチャンネルも最近見るようになりました。依頼を受けた業者さんがゴミ屋敷を片っ端から片づけていく動画です。はじめ「うわ〜」と思うんですけどね、最後はめちゃくちゃ気分がスカッとします。




この3月は、東日本大震災から10年と、母親の術後から3年を経た特別な3月です。

「家族のありがたみや、命の重みを改めて実感しました」とか、良いことを言いたいところなのですが、これらふたつの出来事を思い出したときに、そんなことよりもまず「とにかく怖かった」という感情が先にバーンと出てきます。いろいろ深々と考えるのはそれよりずっと後なんですね。

私は震災で家族や家を失ったわけでもなく、壮絶な体験をされた人たちを前に基本なにも語る資格は無いと思っているので深くは触れませんけれども、あの日、普段使用している通勤路は津波でだいぶやられいたもので、タイミングがずれていたら自分も間違いなく巻き込まれていたであろうことを思えば、やっぱり身震いしてきます。

一年ぐらいは地元の海には怖くて近づくことは出来なかったし、その年の暮れに初めて訪れた沖縄で久しぶりに海に触れたような感じでした。ホームページにアーカイブスのサイトを載せてはいるんだけれども、自身は当時を振り返る津波の映像は今でも基本見ません。見ると気持ちがしばらく戻らなくなってしまうから。

この10年のあいだに岩手、宮城、福島の被災地を訪れたことが何度かあったんですけれども、私は元の町の姿が分からないから更地を見てもピンと来ませんでした。だけど所どころに残されていた遺構を目にしたときに、そこで感じるものは確かにあったのです。