今日この日は沖縄の終戦記念日であります。個人的にでありますが、今年の記念日はこれまでとは少し違うといいますか、どこか「終戦」という言葉が特別に感じられてなりません。

何かに気がついて、何かを悟ったときには、もう20代を終えようとしている自分です。ドイツの軍隊に憧れた10代と、日本の軍隊に憧れた20代。時間はあっという間でしたが、実に良き、若き青春でありました。

生きている理由が分からずに苦しんでいた自分に、その答えを教えてくれたのは恐らく自分自身であった。「あとは頼むぞ」と、魂のバトンを確かに受け取ったような気がしています。

今は生きている理由が分かりますから、あとは前に進むのみです。「彼」の分まで、私が生きたいと願っています。