「坂の上の雲」から、またひとつ心に栄養を得た、そんな気持ちです。若い頃にどうして興味を持たなかったのか、もっと早くに触れていても良かったテーマでした。

日露戦争は、大国ロシアに侵略されないよう、日本が総力をあげて自国を守った戦いだったんですよね。軍の一部が暴走して中途半端に始めてしまった日中、太平洋戦争とは動機が違うんだなあって。

ひとつ、日露戦争の死闘を知らないで日本軍について語ることは出来ないかも知れないと、そう感じたのは収穫でした。

この物語では特に、乃木希典と児玉源太郎のやり取りに非常に心打たれるものがあった自分。乃木希典が、二〇三高地を、なんじ多くの霊が眠る山として「爾霊山」と呼んだエピソードには逸脱したものを感じました。

さて、5月27日は、この日露戦争において旧海軍がバルチック艦隊を撃滅し勝利を得た記念日であるそう。5月27日は自分の誕生日でもあるゆえ、べつに関係はないんだけれど、ただそれだけでちょっぴり嬉しくなりました。これまでは「首里を撤退した日」というエピソードしか自分の中には無かったものですから。




恋人が職場クラスターによりコロナに感染してしまい、しばらく自宅待機を余儀なくされていました。初期段階でカクテル療法を受けたおかげか重症化は免れ、ぼちぼち今日から仕事に復帰しました。心配なのは、味覚に少し異常が出ているところです。

そのはじめ、PCR検査を受けた恋人から「当選しました」と連絡がきた時には目の前が真っ暗になりました。見舞うことも出来ないし、職場の人にも相談できない状況の中で、とにかく不安しかなかったです。毎日、保健所に負けないぐらい電話をかけまくっていました。

そんな、何かと私に心配をかけ続ける恋人ですが、今さら「鬼滅の刃」にハマってしまったようだ。映画からもう1年が経つじゃんか・・・。去年、コラボ商品を買って喜んでいた私を見て嘲笑していた人が。

いよいよアニメの第二期が始まりますね。とても楽しみです。