写真の趣味が再燃し始めた今日この頃です。

ごく最近、同じ趣味を持つ職場の男性社員から彼自身のホームページを教えていただきまして、そこに掲載されていた見事な写真の数々に刺激されたのがきっかけです。

彼は、普段の職場での顔からは想像できないような、実に繊細で美しい風景を撮っていらっしゃる。長いあいだカメラに携わっていなければ絶対に撮れないだろうなあと感じた写真ばかりでした。「わあ、おお、すげえ」しか言葉が出てこなかった。

見る人に衝撃を与える写真を撮ることが出来るのは、ひとことに才能であると彼の写真を見ていて思いました。写真は、技術よりも先ずその人の持つ感性が重要だったりするのかも知れない。なぜそれを撮ろうと思うのか、ですよね。

彼とも話したんですけれども、カメラ好きに悪い人はほとんどいないと思うのです。探しているものが根本的に違うため。

そのはじめ、彼から「ギルドさんは写真が好きなの?」と声をかけていただいた時は、驚きもしましたが何だか嬉しくもありました。

もうかれこれ8年ほども前のことだったんですけれども、会社の行事に参加した際に私が首に一眼カメラを下げていたのを覚えていたそうなんですね。



写真は昨晩、深夜2時頃に撮りに行ったものです。車通りも無かったから、自由に車を止めて走らせての好き放題やってました。この時間サイコーと思いました。

昔は工業地帯が怖くて大変苦手であった。灰色の領域というか、夜になればいつも空は赤かったし、とにかく怖いなあって。だけど、ある頃を堺に無性に好きになって。

「ギルド」の意にも因るんだけれども、前世の記憶らしい風景が甦るようになってから、その中に錆びた煙突が立つ工場が見えたのです。以来、工業地帯がどこか好きになりました。