Blood Blockade Battlefront Binge Bible
つまり『血界戦線ファンブック B5』を購入してしまいました。
※以下、ネタバレ含みます
とりあえず、ツェッドの年齢に驚いて、スティーブンの年齢に驚いた。
ツェッドの13歳は、あー、まあそっかって思って、でもスティーブンの32歳はね、思っていたより若いじゃないかと。
32って言ったらまだ若い。まあ戦闘服着て最前線で戦うくらいだから当たり前なのだけど、同人界隈のスティーブンはたぶん38歳から42歳くらいに描かれているの。勝手な感想ですけど。2徹、3徹当たり前、だけど最近それも辛い、老眼始まってます、おじさんはゲームとかマンガは分かりません、みたいな。ザップやレオナルドを、俺もそれくらいの子供がいてもおかしくない年齢だからなあ、みたいな、そういう目線で描かれてるとこあると思う。大いにあると思う。
でも32って言ったら老眼はまだだし、20代の子とゲームの話しくらいできるはず。32って言ったら新入社員と合コンとかしてるだろうし結婚のこととか考え始めるけどまあ遊んでてもいっかっていう年齢じゃないか。でも21歳のチェインだとスティーブンには恋愛対象にならないだろうなあとかは、思ったり。
あとね、スティーブンのミドルネーム、アランだってさ。アランって、アランって、普通かよっていう。
スティーブンの本名はセバスチャンで英語が共通言語の牙狩に所属してからスティーブンって名乗るようになったんじゃないかとか妄想していたから、その妄想はできなくなっちゃった。でもアランっていうまさかのミドルネームを知ることができて眠れなくなった。スティーブンもアランも普通の名前過ぎて逆にジョン・スミス的な感じがして妄想捗る。
あと誕生日、6月9日ってすぐじゃん。
スティーブン・アランって言ったらアロウズのブランドなんだけど。スティーブンに着せたい。いまそういう気持ち。
もう、ライブラ面子のプロフィールのほんの20ページにも満たないところでこういう足止めをくらって、土日で貪り読もうと思っていたのに読み進められなかったのは私だけじゃないといいな。
それで、クラウス好きの私は、2008年6月号の読み切り版『血界戦線』にも足止めをくらった。
これってあれですよね。つまり、クラウスさんはドイツかオーストリアかどっかの貴族階級のお坊ちゃんで、吸血鬼にされてしまいかけたけどエイブラムスさんに救われて、その名残で上顎の犬歯はなくなったけど下顎の犬歯だけ残ってしまったと。しかもその当時は体もほっそりスマートで髪も長い貴族っぽーい容姿をしていらっしゃったけれど滅獄の血を継ぐ為に死ぬ気で訓練して今の肉体と目付きの凶悪さと貫禄を手に入れたと。そんな過去があって世界を救うことに絶対の重きを置いていると。
ふむふむふむふむ。
なんだよなー。カッコいいんだよなー。クラウスさん好き過ぎる。クラウスさんの吸血鬼時代の話し早く読みたい。
あとまたスティーブンの話しになっちゃうけども、『王様のレストランの王様』のページで、みんな、国王のSPとか料理人とか給仕とか武装組織のヘリとかほんとにみんなが紹介してもらっているのにスティーブンだけ「スティーブン様は胸ポケットにポケットチーフを挿されておりましたが、残念ながら、カラーでのお写真をご用意できませんでした」って断りの文句がちょーちっちゃく印字されているだけでイラストなしっていうぞんざいな扱いを受けていてスタッフはわかっているな流石だなと思ってしまった。
たぶん普段の服と一緒だからとかじゃなくて、スティーブンだし、まあ服が一緒っていうのもあるけど、デザインは同じで色だけ違うクラウスは紹介した方がいっかなっていう判断になるけど、スティーブンはまあいっか面白いしっていう、その感覚ほんとわかる。素晴らしいです。
私クラウスさんのファンだからこうだけど、たぶんスティーブン様のファンもべつに怒らないと思う。
ファンブック楽しい。
欠点は重くって持ってるとけっこう疲れるっていうことかな。でもカラーたくさん載っけてくれて内容もたくさんで作者の内藤泰弘さんのコメント面白くてとりあえずくまなく読んだし原作持っていないのにファンブックだけ買ったっていう私でもとても楽しめた。私だけかもしれないけど。設定フェチだから仕方ない。
内藤さんがアニメ→原作→アニメっていう流れを推していた。そのとおり進んだ私から言わせてもらうと、内藤さんの言うとおりでございます。
アニメ監督の松本理恵さんとの対談では「レオの彼女として一番ふさわしいキャラって誰?と言ったら、「ホワイト!」ってなる」と話されていてた。これはあれか、もう原作ではレオナルドには彼女ができない感じか。とか思うと、ホワイトめちゃくちゃ可愛かったしレオとのいじらしい感じとか最高だったしホワイトがもうこの世にいないってことを受け入れたくない勢の私はそんなレオナルドを不憫に思うけどそれはそれかなっていう気持ちも強くて、内藤さんに共感せざるをえない。
まだ読み足りないし原作もアニメもまた見たくなる、そんなファンブックに仕上がっております。
感想止まらなくなるからいったんここで終わりにします。