恐らく誰しも人生の中で一度ぐらいはボードゲームで遊んだ経験があろうかと思います。

リバーシ(オセロ)や将棋など独自のゲーム性を持った伝統的な物もありますが、やはり現代のボードゲームは双六(すごろく)を原点として発展させた物が主流となっているのでは無いでしょうか。

そして、その代表的な物がタカラの【人生ゲーム】だと思います。

よもや【人生ゲーム】について説明の必要は無かろうかと存じますが…

問題は、その後【人生ゲーム】の亜流とも云うべきゲームたちが数多く出現し、それらの中には現在ではもう、その存在が忘れられかけている物があると云う事です。

そして、その【亜流・人生ゲーム】の中で、とりわけ異彩を放っていたのが【タンバ】と云うボードゲームでした。

【タンバ】…サブタイトルは『輪廻転生リバーシブル双六ゲーム』。

此処まで書けば、ゲーム名の【タンバ】が“どのタンバ”を意味するのかがお判りと思います。

そうです。

これは、あの“ラーメン、つけ麺、本官はGメンであります”でお馴染み、Gメンの黒木警視正こと【丹波哲郎】氏の監修による霊界双六ゲームなのです。

内容は『ゲーム板の裏表をひっくり返しながら現世と来世を行き来しつつ最終的に成仏を目指す』と云う、素敵に線香臭いゲーム性なのですが、

これが、一度友人宅のパーティーでやったところ…なかなか面白く、それならばと、私も購入を決めたのでした。

ところが(此処からが本題)…
more...