話題:新商品
かねてからの予告通り、本日の朝食にて【激辛ペヤングソース焼きそば】を完食いたしました(^◇^)┛。
早速その感想を…といきたいところではありますが…まあ、ちょいとお待なさいと。
せっかちはいけません。
味を語る前にまず、我々には押さえて置かなければならないポイントがあるのです。
それは「ペヤング」と云う名前の意味です。これを知らずして【ペヤングソース焼きそば】を語るなど笑止千万。そんな事をすれば途端に“顔が四角く”なり、しかも“ソース顔”になってしまいます。もし、そんな顔で“しょう油顔全盛”の平安時代にタイムスリップしたならば、間違いなく【鬼】と呼ばれ、桃太郎や渡辺綱(わたなべのつな。ツナサンドとは無関係)に退治されてしまう事でしょう。
それは是が非でも避けたい…と云う事で「ペヤング」の名前の由来をまずお話しする訳ですが…大抵の場合、“ヤング”の意味は判ると思います。問題はヤングの前に鎮座している“ペ”でしょう。この“ペ”が全てをややこしくしているのです。
ここ数年は“ペ・ヨンジュン”いわゆる【ペヨ様】の登場により、“ペ始まり”の名称が一般的になりましたが、ペヤングソース焼きそばの発売は、一説に拠れば【神聖ローマ帝国時代】にまで遡ると云われるほど古いものですから、ペヨ様が関係しているとは考え難いのです。
となると…ダック!
ここはやはり、後に続く“ヤング”との関係性を以て“ペ”の意味を推し量りたい。つまりは【ペ】と【ヤング】を等質で結び付け、トータルで一つのイメージを造り出す事が真相に近づく道だと考えるのです。
その線で考え、絞り込んでいった結果…“ペ”が現しているであろう単語の候補は二つに絞られました。
まずは、ペルセウス座流星群。
この場合、正式な商品名は【ペルセウス座流星群ヤングソース焼きそば】略して【ペヤングソース焼きそば】と云う事になります。
そして次に、【ペナルティキック】。この場合は【ペナルティキックヤングソース焼きそば】略して【ペヤングソース焼きそば】になります。
どちらも有りそうな雰囲気です。
ところが…
或る時、或る友人が、聞いてもいないのに、突然こんな事を言って来たのです。
『ペヤングって、“ペアでヤングな”って意味で【ペアヤング】だったって知ってた?』
な、なぬだとぉ!?
『若いカップルに食べて欲しかったんだと』
…し、知らなかった。
さらば!ペルセウス座流星群! そして、ようこそ!激辛ペアヤング!
と云う事で、やっと味の感想を述べられる段階へと到達いたしました。
味…率直に云って、思っていたより美味しかったです。辛さのタイプが個人的に好む“シャープな辛さ”だったのもありますが、しっかりと焼きそばの味が残っているところが大きい。
そして問題の【辛さ度】は…正直、食べ始めは余裕でした。ところが…途中から…ワハハハハ♪(≧∇≦)
か、辛い!
兎に角、口のヒリヒリ加減が半端なものではありません!(“口”は“ろ”ではなく“くち”と読んでください)。
一番酷かったのが唇です。これはもう完全に【自家製明太子】状態。結局、完食後20分ぐらいして、ようやくヒリヒリが治まってきた感じでした。
特に皮膚粘膜に来るタイプの辛さ、そういう事なのでしょう。もちろん、胃もそこそこ熱くはなります。
結論。
『食べられない辛さではないが、食べた後の覚悟は必要な食べ物』
恐らく、リピーターは少ないと思われますので、定番化はしないでしょう。
食べるならば今がラストチャンスかも知れませんので、【辛さに強い方】、【自分の唇で明太子を製造したい方】、そんな方にのみ、お薦めとして記事を締めたいと思います。