話題:笑える話
最初にまず断っておきますが、ズレた“何か”とは、決して“ヅラ”ではありませんので、そこはお間違えになりませんように…。
と云う事で本日は久し振りに、日常カテゴリのお話でも致しましょうか。
☆☆☆☆☆
さて、昨日の話。
夕の刻に帰宅した私は、改めて買い物に行く為に家を出ました。
出直した理由はただ一つ。自転車の方が速いし、持ち運びも楽だからです。
そんな訳でパンタロンのポッケから自転車の鍵を出しつつ、自転車を置いてある裏庭へと向かったのですが……
こ?
間違えました。
おや?
なんと、置いてあるはずの自転車がどこにも見当たらないのです!
(盗まれたか!?)
バイシクルな衝撃が私を襲います。
その時、隣の庭に隣人である隣の旦那さんの姿が見えたので、何か気付いた事はないか、私は尋ねてみました。
『スミマセン。自転車が盗まれたみたいなんですけど、何かご存知ありませんか?』
すると…
「ニャー♪」
旦那さんではなく、猫でした。
仕方なく私は部屋に戻ると、[Google EARTH]に自転車泥棒が写っていないかを確認する事にしました。
泥棒ですから、頭には白いほっかむり、唐草模様の風呂敷を担いで、輪っかみたいな真っ黒なヒゲが口の周りにあるはずです。
しかし残念ながら、そのような姿の人物を確認する事は出来ませんでした。
それに、考えてみれば[Google EARTH]はリアルタイム画像ではありません。
(これは参った)
万事窮す。
バンジー急須。
やむを得ず私は盗難事件として通報する事にしました。
『もしもし、警察ですか?』
すると…
「ポーン♪ 18時36分ちょうどをお知らせします…」
(ふぅ‥もう、そんな時間か。これはちょっと急がねばなるまい)
電話を切ろうとしたその時…
私は突然、或る事を思い出したのです。
或る事とは、いったい何なのでしょうか?
それを語る為には、時間を朝へと数時間巻き戻さなければなりません……