夕陽に照らされる
最期のトマトは
どこか切ない。
カゴメ派とデルモンテ派の真ん中で途方に暮れるハインツ派。
上から読んでも
下から読んでも
トマトはトマトはトマトはトマトはトマトはトマトばこうじ。
回文にさえならない想いは、季節終わりのポモドーロ。
『僕はカゴメ派でもデルモンテ派でもない…とにかく赤けりゃ何でもいいんだ』
暴言を吐きながら
ボーゲンで雪山を滑降する格好いい彼は、トマト王国の王子様。その名も偉大な
トマト場浩二。―――――――
さて、世界史上稀にみる「最低のポエム」を堪能して頂いた訳ですが‥
本日の写真は、ちょうど一年前の今日に撮影した物です。
いえ‥正確には“一年前の昨日”なのですが、それだと詩的ではないので‥“誤差の範囲内”と云う事で、きっかり一年前という事にしておきます。
収穫時期も終わりなのでしょう。最期に実を付けていた小さなトマト。
もう、誰にも見向きされていませんでしたが‥どこか健気で可愛くて、思わずパチリとシャッターを切ったのでした。
そう言えば‥一年前の今日、夕食は何を食べたのだろう？
うーん‥
どうにも思い出せないので‥「的場浩二ライス」と云う事にしておこう。
■追記にトマトを使った簡単なレシピ
♪