話題:バカだなぁとおもったとき
黄桜のカッパみたいな顔をしているにも関わらず“ベルボトムのジーンズ”などと言って喜んでいる友人がいたので、「そこは、パンタロンのＧパンと言うように」と、裁判長が被告人に注意するような感じで訓告を与え、格好よく豚ピースを決めたところ、その場にいた別の友人に「いや、そこは喇叭（らっぱ）ズボンでしょ」と言われてしまった。
喇叭ズボン……。
そうか…その言い方があったか。
軽い敗北感が妙に心地よい穏やかな春の午後でありました。
めでたし、めでたし…。
＊豚ピース……５本の指を、親指人指し指中指の３本と薬指小指の２本に分けて作るＶサイン。豚の手（ヒヅメ）に形が似ている事から豚ピースと呼ばれている。
〜おしまい〜。
話題:(ﾟ∀ﾟ)ｱﾋｬｰ
創造神【ウルトラゴッド】を捜しに勇んで地球へ来たはいいものの、暗黒仮面の登場により、すっかりペースを狂わされてしまった光の勇者【シャイニング輝】と光の騎士団は、取り合えず日体大のジャージを脱いで質屋へ持って行く事にした。
ところが、不審に思った質屋の店主に通報されてしまう。
駆けつけた警官からの職務質問に対し、「自分は光の勇者で、他は光の騎士団の者たちです」と正直に話す【シャイニング輝】であったが、一笑にふされてしまう。
仕方なく【宇宙長老ヨボヨーボ】の名を告げ、彼から託された《ヨボヨボ葵の宇宙印籠》を警官に見せる光の勇者。
が、それがやぶ蛇。
「貴様、本官をバカにしとるのか」と逆に怒らせてしまう。
絶対絶命のピンチに陥った光のチーム！このままでは署まで連行されてしまう！
果たして彼らは無事にこの危機を乗り切る事が出来るのか？
一方その頃。宇宙空間を行くマル金自転車の男も、光の勇者と同じく絶対絶命のピンチに陥っていた。
地球まであと少しという地点で、自転車のチェーンが外れてしまったのだ。しかも、外れたチェーンが、タイヤのリムとスポークの間の隙間にかっちり填まり込む最悪の外れ方をしている。
創造神【ウルトラゴッド】が元気であれば、このようなチェーンの外れ方は絶対にしないはず。やはり、【ウルトラゴッド】の身に何か良くない事が起こっている…。謎の男の額から一筋の冷たい汗が流れ落ちた。
【終】
そして次回……
ひなびた温泉場の射的屋に姿を現したゴルゴ１３は、棚に並ぶ景品の《巨大まねき猫》に狙いを定め引き金をひいた。
矢のように放たれたコルクの銃弾は一直線に《巨大まねき猫》の眉間を直撃。
が、完璧に弾が当たっているにも関わらず《巨大まねき猫》はピクリとも動かない。
ゴルゴの額に嫌な汗が滲む。
果たして、このまま、ゴルゴは任務に失敗してしまうのか？
そして…場末の射的屋を独りで百年間守り抜いてきたウメ婆さんの秘められた過去がついに明らかになる。
次回あらすじ大作戦＃８『足湯でシュノーケル』に身も心もポッカポカ！
話題:有名人見ちゃった！
ちょっと昔の話。
近所で度々すれ違うご婦人（ご高齢）が居まして、何度も顔を合わせる内に、いつしか自然と挨拶を交わすようになったのですが…
そのご婦人…最初、一目見た時にすぐ感じたのですが…顔がですね、はっきり言って“植木等さん”なのです。 “そっくり”では無く“そのもの”。てっきり、植木等さんが女装して歩いているのかなと思ったぐらいです。
しかし、身体全体を見る限り女装には見えない。他人の空似というやつだろうか。が、それにしてはあまりにも似すぎている。
実は、植木等さんには生前一度お会いした事があり、顔も生で知っているのですが、そのご婦人はどう見てもそれと同じ顔をしているのです。
どうにもその事が気に掛かり、すれ違う度に「お顔、植木等さんに似ていらっしゃいますよね」と余程話し掛けようかと思うのですが、さすがに女性相手にそれは失礼かも知れないと思い留まるのでした。顔見知りとは言え挨拶を交わす程度の間柄ですし、もしかしたら本人は自分の事をニコールキッドマン似だと思っているかも知れない。そこに「植木さんに似てますよね」などと言おうものなら、それこそ、オヨビでない感じになってしまうので聞くに聞けなかった訳です。
謎が解けたのはそれから半年後の事でした。
ひょんな事から、例のご婦人が“植木等さんの実の姉”である事を、同じく近所に住む別のご婦人から聞いたのです。
なるほど納得。何となく、そうかもなとは思っていましたが、ようやくスッキリした気持ちになれました。
程なく私は引っ越してしまったので、以来、お見かけする事は無くなりましたが、サインでも頂いておけば良かったかなと、軽くミーハーな事を思ったりするのでした。
もっとも…「植木等さんのお姉さんのサイン」…微妙すぎるにも程がある一品ではありますが。
という事で、
話題書き『有名人…と同じ顔を見ちゃった』。
こりゃまた失礼いたしましたっ、と♪
〜おしまい〜。
話題:創作世界披露会及び創作メモ帳
ようやく猫舌から解放された光のチームであるが、お金を払わずに店を飛び出した暗黒仮面のラーメン代までお会計に含まれている事に大きなショックを受けていた。
やがて、店を出た光の面々は、下がってしまったテンションを再び上げようとエグザイルダンスに挑むが、何度やっても失敗、しまいにはエグザイルとＴＲＦの違いすら判らなくなってしまう。
その様子を電信柱の陰からこっそり見ていた暗黒仮面は、全てが計画通りに進んでいる事に気を良くするも、直後に頭上から落ちてきた鳩のフンが髪の毛を直撃。まさかの大誤算により計画の変更を余儀なくされてしまう。
一方その頃、宇宙空間を一台のマル金自転車が地球を目指して疾走していた…。
果たして、光のチームは竹の子族を超える事が出来るのか！？
そして、マル金自転車にまたがる謎の男の正体がついに明らかになる…。
【終】
そして次回……
オリンピックの終わったソチのスキー会場。
ラージヒルのジャンプ台に、満を持してオリバー君が登場する！
果たして、オリバー君はＫ点を超える大ジャンプを見せ、人間に近事を証明出来るのか！？
純白のゲレンデにテレマークが入る時、人類の尾てい骨に新たなレジェンドが誕生する！
そして、風邪をひいたらしい作者の体調は？
次回あらすじ大作戦＃７『ありがとう日光猿軍団』に蚤とり虱とりが止まらない！
