話題:突発的文章・物語・詩
 

ドライフルーツの夜明けに佇むサマードレスのモダンガールは、喉の渇きがマックスファクター美容液。

リボンシトロンのない夏は、三ツ矢サイダーの雨も降らない。

『ねぇ…私、やっと判った事があるの』

『えっ、それは何だい?』

キラリと輝く白い歯のモダン
ボーイは歯ぐきも白い。前歯はもちろん前払い。

『判った事、それはね…』

『うん』

『……忘れちゃったわ』

And テヘペロ。

Without モクモク。

『それよりもね…』

『何だい?』

『バスガス爆発、って…早口言葉にしてる場合じゃないと思うの』

『うん、そうだね』

『しかも、バスガス爆発バスガス爆発バスガス爆発、って、三回も爆発させるでしょ?』

『確かに。せめて、バスガス欠にすべきかもね』

バスガス欠。
バスガイドガス欠。
バスガイド、ガストでガス欠。

『ところで…鳩バスはあるのに、烏バスが無いのは何故かしら?』

『さあ…黒すぎるんじゃないかな?…バスとしては』

『ふぅ〜ん』

『…えっ?』

『ふぅぅ〜〜ん』

『あ、ライオン丸か』

僕は風雲ライオン丸。

『これで解決ね』

『そうだね』

『解決だわよね』

『あ、ライオン丸か』

僕は怪傑ライオン丸。

『ねぇ…』

『何だい?』

『鳩バスはあるのに、鳩のバスガイドさんが居ないのは何故かしら?』

『さあ…喋れないからじゃないかな?』

ガイドが踊ればガイダンス。
ナイスガイ、タフガイ、マイトガイ。親ガメの上にナイスガイが乗って、ナイスガイの上に子ガメが乗って、子ガメの上にタフガイが乗って、タフガイの上に孫ガメが乗って…

男とカメのミルフィーユ。
ストロベリーをパイルダーオン。

『ねぇ、それより…ナイスガイってホッキ貝の中で形がいいやつの事を指す、って話…本当かしら?』

『さあ…たぶん嘘じゃないかな?』

愛情一本、チオビタ一本。
叩いてカル缶、ネコまっしぐら。

モダンガールはリンゴ売り。

モダンボーイはバナナ売り。

ふるふるフルーチェかき混ぜる、二人はとってもフルーティ。

『それよりもね…』

『…何だい?』

『…モガラバホッチョッチョ、って何?』

『さあ…特に意味は無いんじゃないかな?』

『この記事と同じで?』

『ああ、でも…意味は後からついてくるのかも知れないな』

『影のように?』

『人生のようにね』

そう…

人生とは歩く影なり。

 
『…って事なのかな?』

『さあ…どうだろうね』


【獅子舞い】

いや…

【お仕舞い】