話題:文字や言葉
 

和服にブーツ姿の坂本龍馬の写真。これは、幕末期に撮られた非常に有名な写真ですので、恐らくご存知の方も多い事でしょう。

それは、モダンなようでいてどこか野暮ったい、そんな独特で滑稽な味わいを持っているわけですが…これは一重に、和の文化と西洋の文化が共に原形を残したまま組み合わされた事によりもたらされたものと思われます。

それを言葉に当て嵌めて考えてみると、カタカナと漢字、或いはカタカナと平仮名が組み合わされた“和洋折衷語”に行き当たり、やはり、それも龍馬の写真同様にモダンな癖に野暮ったい、そんな味わいを持っている事に気づきます。

何故そのような味わいが生まれるのかと云う事に関して云えば、それは、それぞれイメージの異なる二つの文化(もの)が同時に存在しているからに他ならず、突き詰めて行けば、それは私が兼ねてよりしつこく推奨している“ダダ的面白さ”だと云えなくもないわけですが…

そのような小難しい話は取り敢えずさて置きまして、本日は、そんなモダンで野暮ったい和洋折衷語の中から代表的なものを幾つか取り上げて、その深い味わいと、そこから連想される私の個人的なイメージを簡単に紹介してみたいと思います…。


《続きは追記ページからどうぞ♪》

 


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