希望

ルキアさん曰く、一護は絶望では足を止めれない。一護自信、絶望は何度も味わったと告白している。ならは希望は?希望を奪えば一護の足は止められると言うこと。一護の絶望が最終章で描かれていたけど(正確には貼り付けてあっただけで)明確に何を指しているかは答えを出せない。真咲さんやルキアさんなど身近に大切にしている人の死なんだろうけど。正直、一護の希望=願い望みは何なのかは作中に明確に宣言してないのて分からない。ただ言えるのは幸せと希望がなければ人は生きられないってこと。そして霊王陛下はそれを奪うと宣言した。「もっとも 大きな幸せを感じだ時お前を殺す」それがラストの藍染の勇気にかかってるんだろうけどね。ただ、一護の何を望んで願っているのはちゃんと宣言すべきだったと思う。ルキアさんか一護にとって一筋の光は久保のリップサービスだと思ってるけど一応半信半疑で受けとっておく。
それと、久保が一護に与えた希望はhopeなのか、wishなのか判断できない。ちなみにうちは調律6のP109です。

合言葉(後書き)

昨日中にUPしたかったけど間に合わなかったか。途中寝落ちしたわ。そんで後書きを今UP。後書き書く気力なかった。これ、予定では一護とルキアさんが怪しソサエティーに招待され、鬼一護がこの合言葉を言って、一護がバカにするんだけど、ルキアさをんがこの合言葉に
「流石私だ」と感心して、浦原に相談したら、浦原が面白がって作製しちゃうってのを、中秋の名月にUPしようと思ったが、いざ書き始めようとしたら、中秋の名月は終わってたわ。っと言う訳で変更を。ちなみに書状の中身は、よとうが乱列してます。参考はたぬきで。一応これで原作ネタ玉切れかな。後はオリジナルネタだけ。まあ、原作ネタでなんかフラッと思い付いたら書くかも。今んとこないけど。

合言葉B

 浦原は涼しげに言うと、 どこからかハンマーやらノコギリ 取り出した。

「わーったよ!やればいいんだろっ!!」

 怒鳴りつけるように言うと、柱と柱の間に立った。
すると 無機質な声が流れてきた。

《合言葉をお願いします》

 一護は俯くとゴニョゴニョと

「・・・・・・・・・・・・・・・」

《聞き取れませんでした。もう一度お願いします》

「ルキア・・・。あそ・・・・」

 一護は顔を真っ赤にし囁いた。

《大きな声で丁寧にお願いします》

「くっ・・・」

 小さく呻くと拳をプルプル震えさ、ギッと[門]を見据えて大きく深呼吸をすると

「ルッッキアちゃん!遊びまショッ!!」

 やけくそだった。
 その瞬間、勉強部屋は静寂に包まれた。

《声音一致》

 [穿界門]は開かれた。
 一護はそのまま中に入ると、背中の[穿界門]の扉が閉められようとしていた。
 完全に閉じられた後、

「ブーーーッ」

 浦原は扇子の陰から吹き出し、腹を抱えブハハハッと笑い出し、鉄裁は一護に配慮し顔を背け肩を震わせ静かに笑った。
 雨は口を両手で押さえ前屈みになるながらクスクス笑い、ジン太など地面をバンバン手で叩きながらギャハハハッと涙を流さしながら爆笑した。
 当然一護は閉じられた
[穿界門]の中で聞いていた。
 [穿界門]を潜り抜けた一護は、マッハの如く勢いで[屍尸界]に向かっていた。
 その顔は怒りと羞恥で真っ赤になり、その目には涙まで流していた。
 一護は怒りに震えながら
叫ぶ

「ルキアのヤロー!絶っっていに、犯(陵辱)してやっ!!」

 心に誓う一護であった。
 だが一護は知らない。
[瀞霊廷]に拡散されているのを。
 その頃[瀞霊廷]では、今回の[穿界門]の"ベンチテスト"の通達があり、[死神]たちが固唾を飲んでその時を待っていた。
 そして今、[瀞霊廷]で一護の[合言葉]が流れた。

《ルキアちゃん、遊びましょ・・・。ルキアちゃん、遊びましょ・・・。ルキアちゃん・・・。ルキア・・・(←エコー)》

 当然、爆笑の渦か沸き起こったのは言うまでもない。
 一方のルキアは[伝令神機]に送られて来た一護の(合)言葉を満足そうに、リピートしていた。
 後に[滅却師]襲撃において、中々[穿界門]が一護の前に開かなかった原因を
[技術開発局]が調査した結果、これか原因たと判明したとかしなかったとか。
(おしまい)


合言葉A

 憮然と答える一護に、何か"感づいた"浦原は扇子の陰で、口の端をニヤッと上げた。

「そうスか・・・。それじゃこの[門]、撤去してもよろしいっスね?」

 一護はピタッと動きを止めると、浦原に顔だけ向け

「撤去したら、あんた等だって困るだろ?」

「別に・・・」

「へっ?」

 浦原から返ってきた言葉は、一護が予想もしない言葉だった 。

「いや、だって。それ(門)が無かったら、浦原さん達だって[屍尸界]に
行けないんじゃ・・・」

 焦る一護に浦原は涼し気な顔しながら

「別に行けますけど・・・」

 サラッと応えると、わざとマシメ腐った顔をし

「何か勘違いしているようですが、我々が[屍尸界]に行けなくなったのは藍染サンの"奸計"の為・・・。[無罪放免]となった今、これ(斬魄刀)さえあれば、好きな(場)所から[屍尸界]に行けるんスよ(無くても行けるし)」

 そう言うと[紅姫]をチラッと一護に見せつけた。

「つまり、この[門]は、アタシに言わせれば、黒崎さサンの為たけにあるんですよ!はっきり言って私に言わせると[無用の寵物]でしかないんです!」

 浦原は[門]の柱をベシベシッ叩くと

「今、これ(門)を使(用)ってるのは、黒崎さサンだけ"なんっス! 黒崎サンが使(用)わないんでしたら、 邪魔なので片付けさせてもらいますよ。・・・そうすれば新しい[(研究)施設]が、ここに作れますし・・・、構いませんっスよね、黒崎サン・・・」

 浦原はねぶる様に一護を見た。

「ぐっ・・・」

 一護は言葉に詰まった。

「それでは、サッサと片付け(破壊)させてもらいましょうか・・・」

 浦原は空(天井)を見上げ

「鉄裁さーん!ジン太、雨ーっ!降りて来て少し手伝ってくださーいっ・・・」

「わーっ!!待て、待て・・・」

 慌てて浦原を呼び止めると、浦原はコロッと嬉しそうに

「それでは[ベンチテスト]手伝ってくれまっすか?」

「・・・いや、それは・・・・」

(こんな恥ずかしい台詞(合言葉)、死んでも言えるかーっ!)

 一護は握り潰した書状を更に強く握り潰した。

「そうっスか・・・」

 浦原は冷めた目て一護を見ると、呼ばれて降りてきた三人に向かい、柱をパンパン叩き

「これ(門)撤去しますから、バラバラに(破壊)するの手伝って下さい・・・」

 三人は 戸惑いの表情を浮かべると一護をチラッと一応見た。

「何をしてるんスっか?これ(門)は必要なくなったんっす・・・。サッ、片付けますよ・・・」

合言葉@

 その日一護は、勉強部屋(浦原商店地下)にいた。

「俺に用って・・・、何だよ?俺、一応これでも[受験生]なんだけど・・・]

 一護は面倒臭そうに応えた。

「済ませんね。今、[技術開発局]と合同で(主に阿近と)[穿界門]の強化をはかってまして、それで[屍尸界]に繋ぐ全ての[門]が対象でしてね・・・。勿論この[門]もなんっス・・・」

 浦原は[屍尸界]に"表門"とリンクさせてる門の柱をそっと触れた。

「へーっ。そうなんだ・・・」

 一護は感心するかのように応えた。

「それで・・・?何で俺が呼ばれたんだ・・・」

 浦原の方に向き、不思議そうに訊いた。

「ああっ・・・、まだ[試作]段階なんすっけど、黒崎さんに[ベンチテスト]を手伝ってもらうと思いましてね・・・。よろしいですか?」

「構わなねーよ」

 一護にして見れば、色々と世話になってる(一護にしてみれば、半分は[迷惑]をかけられているので、イーブンだと思ってる)ので 二つ返事で OKをした。

「それで?何が変(化)わったんだ・・・」

[門]を見上げた一護は、差ほど変わってないと思った。

「[音声形式]で、"合言葉"を言わないと[通過]できないようになってます・・・」

「へーっ・・・」

 興味が有るのか無いのか、一護は口先で返事をした。

「それで[ベンチテスト]って、何をすれば?」

「あっ、はい・・・。黒崎サンの[声音]を入力(勝手に)してますンで[合言葉]を言って、彼方(屍尸界)に通過できるかをしてもらえばいいっス・・・」

 一護は「そんな程度か・・・」と安堵した。

「それで?[合言葉]って・・・」

「はい。丁度そのこと(ベンチテスト)を知った朽木サンが、黒崎サンにピッタリな[合言葉]を考えてくれたっす・・・」

「ルキアが・・・?」

 一護の眉根がぐっと深くなった。

「こちらに[合言葉]の書かれた[書状]があります。・・・"本物"ですし、勿論"、中身は(確)認ていません ので・・・」

 予約すれば、すり替えも出来るし確認しようと思えば出来るっていう意味である。
 一護は書状を受けとると
[黒崎一護]と手書きで書かれ、 [十三番隊の隊花]が片隅に印紙され いた。
 文字からは、ルキアの
[僅少霊圧]を感じると眉間の皺は緩み、笑みを溢した。
 一護は書状を開くと、中には"例の如く"「楽しく解読せよ」と書かれた文字と、ヒントのイラストが描かれていた。

(何だよ。この瓢箪みたいな黄色ものは?ヤコロか?それに、この赤いヒラヒラしているの・・・。ハッ! 落ち葉か?・・・ってことは秋ってことか。それじゃ、この黄色瓢箪みたいな
のは・・・、[洋梨]かっ!つまり[よ]と[う]を無しにするってことかーっ・・・)

 一護はじっと見つめると
徐々に文字が浮かび上がってきた瞬間、一護の頭上にドーンッと重たいものが空がら落ちてきたように項垂れた。
 マンガだと縦簾が背景に描かれているはずだ。

「フッ・・・」

 一護は自嘲すると、書状をグシャッと握り締めた。
 透かさず浦原に背中を見せ、サッサッと歩きだし空中から延びている梯子に手をかけた。

「・・・ち、ちょっと・・・!何処に行くんスか・・・?」

 浦原は慌てて一護を呼び止めると

「帰るんだよ。アホらしくて付き合ってられるかっ!」
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