工藤さん。やっぱりルキアさんの腰からのS字ラインは全方位綺麗だよな。それにしても、完全に狼さんにパクっと犯され、ゲフンッゲフンッ。工藤さんには落ち着いたら、髪の毛ハネなしvreの冬服制服ルキアさん描いて欲しい。幻だよな。ハネなし制服ルキアさんは。
2022-10-28 22:56
面通し(あとがき)
これ、連載後にふっと思いついたネタ。影では乱菊とリサをおばさん呼びする苺花。まあ、苺花に言わせれば母親より全員年上だから、オバサンだけどね。ちなみに夜一さんは普通にオバサンを受け入れてます。「白哉坊が、叔父さんなら当然儂も、オバサンじゃな」って。後、熊如ちゃんは、まだ 女性死神協会には介入していません。リサがまだ、代理なんで。そうそう、苺花ちゃんのあの髪型見ると、どうしても茜雫よりドキンちゃんが浮かぶのは私だけ?ついでに茜雫って聞くと、センナ茶、 便秘茶を思い出す。
2022-10-28 22:53
面通しC
「・・・あ、あの・・・。矢胴丸
[隊長代理]?松本[副隊長]・・・?」
ルキアは恐る恐る訊ねた。
既に苺花は、その様子に怯え、母親のルキアにしがみつき、胸に顔を当て埋まっていた。
「苺花ちゃーん、コンニチハ。お姉さんの名前は"松本乱菊"ってゆうのよ。よろしくね!」
乱菊は膝を曲げ苺花の目線に合わせ[自己紹介]した。
にっこりと微笑みを浮かべていたが、完全に苺花に媚びているのが誰の目から見ても明らかであった。
「"お姉さん"は、矢胴丸リサって言うんだ」
当然こちらも口元に笑みを浮かべているが、口の端は
ひきつっていて、[眼鏡]の奥は射抜くような視線を苺花に向けていた。
苺花はチラッと二人を見るとガチガチ歯を鳴らし
「おかしゃま(お母様)。この、お"ば"・・・、ヒッ!!」
苺花は恐怖で喉を鳴らした。
苺花には見えていた。
いや、苺花だけではない。
苺花に"お姉さん"と呼ばれた面々も見えていた。
乱菊とリサの背後に[文字]となって表れたドス黒い[霊圧]を。
ちなみにその[文字]は、『あーっ!この餓鬼、あたしを[おばさん]なんて呼んでみろ・・・。どうなるか(理)解ってんだろうね』である。
さすがの破蜂も、その迫力には圧迫され、その場にいる面々は苺花の耳元で囁いた。
「お姉さんだ。お姉さんた。お姉さんだ・・・!」
苺花は歯をガチガチ鳴らし、震える声で「お姉"イ"さん」と呼んだ。
その言葉に満足した二人は
「良い子ね、苺花ちゃんは・・・」
そう言うと、二人は苺花の頭を撫でた。
既に苺花からは[魂]が抜けていた。
その夜、苺花は[ハブ]と[マングース]に絡ま(揖斐ら)れるという悪夢に魘された。
数年後、
「ゲッ!矢胴丸の"ババア
"・・・!」
苺花はリサを目に止めると、サッと木陰に隠れた。
一方のリサは
「んっ?今、朽木とこの餓鬼の[霊圧]を感じたけど・・・、気のせいか?」
「ふーっ。危ない危ない。見つかるとこだった・・・」
苺花は額の汗を手の甲で拭った。
「あんた(苺花)何やってんの?こんなとこで・・・」
目の前には、苺花の目線に身長に合わせて、しゃがみ込む乱菊がいた。
「ワアーッ!!」
ーーー・・・松本の"ババア"ッ!!
乱菊は ニコニコと、人畜無害な笑顔苺花に向けていた。
瞬間、苺はカチンコチンに固まった。
「コンニチハ、松本の"オネイ様」
ワナワナと震えながら、
挨拶をした。
幼い少女に[トラウマ]を与えた乱菊とリサであった。
(おしまい)
2022-10-28 22:44
面通しB
[眼鏡]の奥の優しい瞳に、苺花は
「もも、おねえちゃんと、ななお、おねえちゃん?」
「「偉ーいっ!!」」
二人は声を揃え「キャー、キャー」言い出した。
「あ・・・、あたしは?」
清音が自分を指差し、苺花に訊いた。
苺花は迷いなく「きよね、おねえちゃん」と答えた。
その様子を近くで見ていた勇音は、破蜂から母親のルキアの腕にいる苺花に、ちょっとドキドキしながら
「挨拶、遅くなっちゃったね。私は"虎徹勇音"。さっきの、清音お姉ちゃんのお姉ちゃんだよ・・・」
平常心を保ちながら、笑みを向けた。
苺花はじっと勇音を見ると
たどたどしく
「いさね、おねえちゃん?」
「良かったーっ!」
苺花の答えに、勇音は胸に手を当て嬉しいそうに
「私まだ、"お姉ちゃん"って言われたーっ・・・」
「何それ・・・?」
清音はちょっとだけ、冷たい目線を姉に送った。
「だって、苺花ちゃんに"おばさん"って言われたら、どうしようかと思って・・・。ドキドキしちゃった・・・!」
勇音は、ほっと胸を撫で下ろした。
一方、勇音の「オバサン」という言葉に、ピクッと反応した人物が二人いた。
皆の様子を、遠巻きから静観していた人物"松本乱菊"と"矢胴丸リサ"であった。
二人は、にも出さないが内心ドキドキしていた。
ーーー・・"どうしよう・・・
ーーー・・・もし、あの子(苺花)に"オバサン"って呼ばれたら・・・
一瞬、乱菊とリサの視線が絡んだ。
見えない火花がバチバチと飛ぶが、お互い軽く手で口を押さえ「ホホホッ」と上品に笑うが、バッと顔を背けると
(この女だけにはっ!! )
女の"ブライド"が 、二人を揺り動かした。
ーーー・・・絶対に、この女だけは負けない!
二人の背後には、[ハブ]と[マングース]がお互い牙を向け、威嚇しあっていた。
今、女のプライドをかけた戦いの火蓋は切られた。
二人は同時に、つかつかと苺花の元に向かった。
既に"お姉さん"と呼ばれた面子と囲いながら、ルキアの[膝の上]で朽木家が用意した[高級マドレーヌ(一個、現世価格1000円)]を味わっていた。
「・・・?」
一同は、一緒に近づいてきた乱菊とリサを見た瞬間、ズサッと後退さった。
何故ならな、二人から発生される[霊圧]は禍々しいもので 、流石の破蜂もその禍々しさにはドン引きした。
2022-10-28 22:37
面通しA
砕蜂は、前かがみになると
苺花に
「私は"破蜂"だ。よろしくな苺花・・・」
苺花はじっと破蜂を見ると
「そい・・・、ふぉん、おねえちゃん?」
たどたどしく応えた。
「コラッ、苺花!破蜂[隊長]だ!申し訳ありません。 後でキツく叱っておきます・・・」
ルキアは深々と頭を下げた。
「よい朽木。まだ小さいのだ。ハハハッ[お姉さん]か。・・」そうか、私は[お姉さん]か・・・」
苺花を抱き上げ、珍しく歯を見せ笑った。
「それより朽木。"里帰り"か?」
苺花を抱いたたまま訊ねた。
「はい。兄様が一緒に食事をと・・・。それに今日は集(会)まりがあると知り、私も参加させて貰おうと・・・。よろしいですか?」
ルキアが訪ねると、側にいた"伊勢七尾"と"雛森桃"は微笑みながら頷いた。
ルキアは瞳を伏せ、真顔になると
「本当に皆様には、お世話になりぱなしで・・・。本来、[十三番隊]の"隊長代理"である私が、率先して動かないといけないというのに・・・。それなのに、皆様には多大な[ご厚意]を受け賜って・・・」
「いいのよ朽木さん。私達は好きでやっているだから
・・・」
雛森は笑いかけると七尾も
「そうですよ。気になさらないで下さい。それに私のとこの(一番)隊は[副隊長]が二人いますから・・・」
七尾は眼鏡のブリッジをスッと人差し指で直した。
「まあ、朽木さんの気持ちも理解できるけどね。仙太郎、頼りないから・・・。でも、あいつ(仙太郎)も古参だし、朽木さんが[産休]、[育児休暇]に入ってからは[酒]は控えてるみたいだし、あいつはあいつなりに[十三番隊]に誇りを持ってみたい・・・」
清音は苦笑いをした。
ルキアは頭を左右に振ると
「そんな・・・。小椿殿には頭か上がらない思いです・・・」
「朽木さーん!それ、仙太郎に言っちゃダメよ。あいつ図に乗るから・・・」
ニヤニヤしながら意地悪く清音は言った。
二人の様子を、破蜂の腕に抱かれながら、じっと見ていた苺花は視線を感じ、そちらに顔を向けると、雛森と七尾が自分のことを見ていた。
「今日は、苺花ちゃん。わたしは"雛森桃"よ。わたしも苺花ちゃんと同じで、[果物]の名前なんだよ」
雛森は、苺花のふっくらとした頬を、プニプニと指で突っついた。
「キャーッ!頬っぺ、ぷにぷに・・・。伊勢さん、ぷにぷにだよ!」
隣にいた七尾に声をかけると、七尾も苺花の頬を、人差し指で押し、小さな声で「本当だ・・・」と感心した。
ふと、その時視線を感じた七尾は、苺花がじっと自分を見つめているのに気付き
「今日は、苺花ちゃん。私は"伊勢七尾"です・・・」
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