スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

家に守られる

土曜ドラマ「限界集落株式会社」を観る。
原作が発売当初からわりと長い間、書店で「いい場所」に置かれ続けていたから気になって。


母の口からこんなことを聞いた。
「京都に行くとき、もうお父ちゃんやお母ちゃん(私の祖父母)と永遠に別れてしまうような気がして泣いた」
そのあとに何か続いていたけど思い出せない。
たぶん手塚治虫の話(宇宙で暮らす未来の人々は宇宙から地球を見て様々なことを思うだろうという内容)をしたくてそんなことを引き合いに出していたのだろうと思う。

私も母は香川にいる人だと思っていたしいるべき人だと感じていた。

じゃあそこまで思っても、それでも彼女を香川から離したものは何?


祖父母はもう亡くなっているけど、母のその切なさは何となく理解できて、考えると私までなぜか泣きそうになってくる。

でも私がいるしあなたにとって香川はまだまだ帰る場所です。
私たちがどこにいようとここが我が家であることに変わりはないけど、おうちは人を守るためのイレモノだし、空き家のままおいておくよりは中に人がいるほうが家も元気になるでしょう。






これは家を守るほうですが。

フラストレーション三部作

今日はある方のお墓参りに行っていました
お墓参りの話が多いけどこの前とは違うお墓です

気圧が低いからなのか家を出るときから体調がすぐれず帰り道は完全に気分が悪くなっていて情緒まで不安定になる始末

身体中の血液がうまく体内におさまってくれなくてぐるぐる巡りめぐって何もないのに感情を外に出したくなる感じです
たまにあります
伝わりますか(伝わらない)


aikoの歌で例えるなら「なんて一日」の歌詞のような感じです



文学で言うならば鷺沢萠の「東京のフラニー」もしくは梶井基次郎の「檸檬」のような落ち着きのなさ



この二つは私が決める「フラストレーション三部作」のふたつです(あとひとつは江國香織の「ねぎを刻む」)。



私の祖母はいわゆる「かんのむし」を目視できる人だったらしい……本当?



嫉妬する

夢にネウロが出てきたことは覚えている(なんでだよ)

大学の構内で学祭のようなことをしていて屋台を眺めて……それ以上は思い出せない。
ネウロは電人H∧Lやエシヤさん一家の話も好きだけど序盤のXI初登場のころのアングラさがええです

お仕事は時間にゆとりのある一日だったからきっと今度はゆとりのない日が待ち構えているに違いない(ネガティブ)。

夜、習い事に行くと一生懸命に頑張っている中学生がいる。
どれだけ注意されても素直に受け止めて、みるみる上手になっていく。それに彼女がどんどんこの競技を好きになっていることも見ていれば伝わってくる。わかるから、先生の指導にも熱が入っている。

自分は嫉妬しているのだと思う。
以前も感じたけど自分の中に残っている執着や未練のようなしこりを中々どうして捨てられずにいる。

みんなどんどん上に行ってしまって私はどこかであきらめてしまうのか、あのまま京都にいたら、などなど帰りの車の中で考えてみるけどこの身一つを信じていくしかないんだなぁ   み●を


中途半端に貪欲になるのをやめればいいんだ けど


知人に津田直の写真展を紹介されてはじめ名前は聞いたことある……くらいの反応しかできなかったけど装苑にも載っていたのでもう覚えました。(おわり)

雨と理科室

雨の中を傘もささずに歩いていたら前から赤い傘をさした人が歩いてきて嬉しくなる。口数が多くなって言葉遣いが少し乱暴になったのは、はしゃいでいるからだと自分で思う。

カーテンの隙間から日差しがさし込む昼下がりの理科室にまた別の人がいて私はこっそりその様子に聞き耳を立てている。
でも自分にとって都合の悪い、あまり聞きたくない話を始めようとしていたので、慌てて耳をふさいでその場を立ち去った。

という夢を見ました。


できていたことが出来なくなるのは怠慢のあらわれなのだろうか。
自分がどんどん馬鹿になっていくようで気持ちがへこむ。
色々なことがこのまま退化していってそれでも支障を感じなくなってしまったらどーしよどーする?
ご飯だけがおいしければ、眠れればそれで構わない、みたいな。それでも幸せなんだけど、けれども。


キャプテンストライダムの歌ききながらヒトではなくケモノになりそうな危機感を覚える

♪さいのーないからめがでなーい!っていうだけの歌(ブッコロリー)と犬になる歌(犬の生活)が好きです
キャプストのうたはよいものですよ



『虐殺器官』『ハーモニー』もあわせて読……まなくては……(買ってしまった)



いつか誰もいなくなる

お墓参りに行く。

父と母と私は
どんな墓に入るのかと考える。

父方の実家は遠く離れたところにある。
そこは好きだけどそこに眠るのはまた違うように思う。

私たちには入る墓が無いよ。
お墓っていくらくらいするんだ。

例えば私が結婚しなくて子どももいないままだったら、誰があのお墓に参るのかという問題もある。
誰もいないよ。

いつか誰もいなくなるのにちゃんと生きていけるのだろうか。


夕方から高校の部活に行く。
知らない女の子たちがそばで話していて、どうやら彼女たちはもうすぐ卒業を控えているらしく、一人の子が寂しそうに
「卒業したらもう二度と制服着れんので」
と言えばもう一人はけらけらと笑って
「着ようと思えばいつでも着れるやん」
と答えていた。
着られないんだぜ。


この子たちはいつかここからいなくなるけど、私のようにいなくなったのにまた来ることもあるのかもしれない。




「深海冷蔵庫」の歌詞ってどうして卵とかガムが冒頭に出てくるんだろうって思ってたけどあれは全部そのあとの「そんな簡単に決められない」にかかっている文章でつまり、
「卵が腐るからその前に食べてしまおう」
「舌がざらざらになる前に噛み終えたガムは捨ててしまおう」
みたいにぱっと決断できないよっていう比喩だったのだと最近気づいた(おそい)。



前の記事へ 次の記事へ