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髪飾りを贈ったこと

ショッピングセンターの一角で偶然古い友人に会う。
結婚が決まっていることを聞いていたので、その子におめでとうと言うと、これまでの経緯をことこまかに話してくれた。

ひとつはこんな夢。

家の周りを知らない誰かが歩いていて、怖くなって二階に逃げると階下から玄関の戸が開く音がする。そして口笛が聴こえてきて、父親が帰ってきただけならいいのにと願う。(父はよく鼻唄を口ずさむ)

もうひとつはそんな夢でした。


ラーメン食べにいくくらいの頻度で(要はごくたまに)週刊ファミ通を買います

据え置き機はPS2までしかなく、PSPも3DSも持っていないので掲載されてるようなゲームはしませんが、ただファミ通を読むためにファミ通を買います。
疲れたときよく雑誌や漫画やムックなんかをもりもり集めるんですが、情報量が多いわりに気楽に読めるのがよいです。


小林智美さんの表紙が素敵ですね


あとこれも買いました。
青い鳥文庫のO.ヘンリ『賢者の贈り物』

青い鳥文庫です。
これも表紙がいい味だしてます

O.ヘンリは名前は知ってたけど意識して読んだのは今回が初めてで「この話が『賢者の贈り物』だったのか……」とようやく知りました。

私、むかし好きだった女の子の誕生日プレゼントに髪留めを用意していて、いざ渡す段階になってその子が髪を切ってしまったという思い出を持っています。

けっこう事前から髪切りそうな雰囲気をかもし出していて、そのときはもう髪留めを買ったあとだったのでこの(賢者の贈り物の)エピソードを引き合いに出して必死に止めてみたけどだめでした……なにやってんだ……。
賢者の贈り物というタイトルも当時は知らなかったですが。
ちなみに髪留めは普通にあげました。

本の感想としては話の構成がとても巧みで、一篇ごとに感嘆しました。
そしてどの話も優しいのに少し残酷だったのが意外でした。
「賢者の贈り物」とか「とりもどされた改心」はまだ最後にフォローが入ってるから救いはあるんですが、「最後の一葉」は考えようによってはすごく悲しい話だし、「魔女のパン」「二十年後」「警官と聖歌」の結末も期待と着地の(いい意味での)落差に、突然踊り場から突き落とされたような気分になります。
でも「二十年後」は個人的にこの一冊の中で最も好きです。推理小説っぽいしあいつとそいつの関係性がいい。
そりゃないよ!と思ったのは「警官と聖歌」。そりゃないからいいのですが。

O.ヘンリの書く女性はこぞって可愛いですね。「献立表の春」のセアラちゃんと「魔女のパン」のマーサさんとか。

物語そのものだけではなく訳と挿画もいいのだと思います。


いま思い出したけど昔、父からこの本を貰っていました。

当時は「樋口一葉の本かな?」とか(やばい)大馬鹿な勘違いをした上、読みませんでした。ごめんねお父さん……。

今後読んでみたいのはこれ。

生で見ると表紙の赤がすごく綺麗で、本屋さんの店頭に並んでいたときも目立っていました。


そして今日は偶然、ある人にあげたいあるものを見つけました。おわり。



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