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家に守られる

土曜ドラマ「限界集落株式会社」を観る。
原作が発売当初からわりと長い間、書店で「いい場所」に置かれ続けていたから気になって。


母の口からこんなことを聞いた。
「京都に行くとき、もうお父ちゃんやお母ちゃん(私の祖父母)と永遠に別れてしまうような気がして泣いた」
そのあとに何か続いていたけど思い出せない。
たぶん手塚治虫の話(宇宙で暮らす未来の人々は宇宙から地球を見て様々なことを思うだろうという内容)をしたくてそんなことを引き合いに出していたのだろうと思う。

私も母は香川にいる人だと思っていたしいるべき人だと感じていた。

じゃあそこまで思っても、それでも彼女を香川から離したものは何?


祖父母はもう亡くなっているけど、母のその切なさは何となく理解できて、考えると私までなぜか泣きそうになってくる。

でも私がいるしあなたにとって香川はまだまだ帰る場所です。
私たちがどこにいようとここが我が家であることに変わりはないけど、おうちは人を守るためのイレモノだし、空き家のままおいておくよりは中に人がいるほうが家も元気になるでしょう。






これは家を守るほうですが。

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