拝み屋横丁顛末記十八巻。
今回の表紙は大家さんと徳光&武藤コンビです。
今巻はこのコンビの出番が多かったですね。3人ともかっこいい！武藤くん(右側)は初めての表紙になりましたね。
このコンビって何て言うんだろう…師弟とも違う気がするし…やっぱり相棒？良いコンビだと思う。さらにエンジェルさんが加わると武藤さんが息子っぽく見えるｗ
全巻は百一話で力使い切っちゃって感想書ききれなくて申し訳なかったので、今巻はちゃんと書きますよ。
どれも面白かった＾＾コミックス派なので百六話以外は読んでなくて楽しみにしてました！
以下、ネタバレ注意！
まずは、本編以外から
…帯の『落ち着き？大人げ？そんなものは今回だって当然無い！』に吹いたｗｗ徳光さんらしいフレーズです＾＾
カバーをめくるとおまけ漫画。武藤さん、ほんと常識人になりましたよね…登場はたしか12巻からだったかな。すっかり馴染みましたね。
カラー口絵2ページ目の丈助くんのイケメンぷりと小さく写る田所くんの可愛さにニヤニヤしました＾＾
○百五話
扉絵の工事現場のアルバイト風の正太郎くん、男らしくて惚れそうになった…
今回は正太郎くんのアルバイトの話。たしか前に武藤さんと一緒に海の家でバイトしてたと思うけど…そうか、普通のバイトはできないのか…前回から不機嫌な大家の文世さん(叔父)には相談できず。
まっさきに武藤さんに相談する正太郎くん…まあ、まともな人少ないからねこの横丁…
「あ、徳光さんには内緒ね」にクスッと笑った。よく分かってるなこの子…結局バレるけどね！
…東子さんちで資料整理めっちゃやりたいんだけど！男子高校生が美人女流作家(20代後半)の自宅でアルバイトですと…！？まあ、何も起こるわけないですけどねｗ居候の平井さん(幽霊)もおりますし。
武藤さん、普段は事務の仕事もしてるのか…さすが元会社員というべき仕事っぷり。
結局いくらもらえたんだろう。東子さんそこまでお金出せないだろうし…お駄賃程度かもしれないな←
そしてアルバイトの理由がなんと、幼馴染の里加子ちゃんへの誕生日プレゼントのため！
東子「やだ かわいい…！！」←私も同じ反応でしたｗ
鈍い鈍いと言われてたけど、ちゃんと里加子ちゃんのこと想ってたんですね＾＾
…で、話を聞きつけた徳光さんがアルバイトを紹介することでやっかいな展開に…
徳光「穴を掘るだけの簡単なお仕事です 日給一万」←めっちゃ良い顔してやがるｗ
このセリフだけ見て夜のお仕事かと思ってしまった私…腐っててすみません。普通に穴掘りでした。
…ここから説明しづらいので省略します。簡単に言うと、女学校の教師と軍曹さんの幽霊に徳光さんと正太郎くんがとりつかれて、良い話なんだけどビジュアル的に残念で里加子ちゃんに誤解されちゃうという…(^^;)
エンジェルさんの「今度は平和な時代に生まれて また出会って 幸せな家庭を築きなさい」にしびれました…！相変わらず素敵なオカマ幽霊さんだよ…
成仏した二人、今度は幸せになれるといいな。
成仏したおかげで里加子ちゃんの誤解も解けて、無事にプレゼントも渡せてめでたしめでたし…と思ったら、大家さんにバレて全員怒られましたとさ。安定のオチ。
大家さんが怒ることはたくさんありますが、正太郎くんに対しては少し違う気がする。それだけ心配してるということなんでしょう。
○百六話
百六話にして始めて座敷童の登場。メジャーな妖怪なのに意外と出てなかったですね。
前髪隠れてるけど目がチラッと見えると可愛いのがよくわかる。座敷童ちゃん可愛い。
自分の力でも家主の仕事が上手くいかない…そりゃネガティブにもなりますね。
「私など消えてなくなれ！」で自分で頭ぶつけるシーンで不謹慎にも笑ってしまったｗ
今回は珍しく大家さんが怒らず、三爺が役に立った話でした(笑)
○百七話
徳光さんと武藤さん、喧嘩しちゃった…
まあ喧嘩しない方がおかしかったのかもしれませんが。
今回は二人が喧嘩してそれぞれ別の仕事をして対立しちゃう話でした。
武藤「いっつも犯罪ギリギリなのを 誰が調整してると思ってんだ！」
そんなことしてたのか武藤さん！ほんと苦労人だなこの人…(^^;)
武藤くんの元同僚(保険会社の新人営業マン)早乙女さんが久しぶりに登場。
それにしても徳光さん、拝み屋の才能はあるのに人間性はイマイチってｗｗ
大家さんにも認められてるのに、ほんと残念な人だなｗｗ
一方拝み屋の腕は半人前ながら人間性は認められてる武藤くん、徳光さんに勝とうと必死になる姿がかっこよかったです＾＾この調子なら一人前になれるんじゃないかな。
大家「徳光さんの暴走を止められるのはあなただけ！期待してますよ！」
めっちゃ良い笑顔の大家さんにタジタジな武藤くんでありましたとさ。がんばれ、常識人！
○百八話
酒は飲んでも呑まれるな。
ジョバンニ枢機卿、8巻以来の登場ですがインパクトある人ですね…
一人で夏の祭典行ってコスプレする素敵なお爺さん(笑)大家さんの「ファンに殺されますよ！？」に吹いたｗ
ジョバンニさんの友人のパウロさん(ローマ法王候補)も偉い人だけど…日本のカミサマにテンション上がったりオマモリ見てスマホで写真撮ったり酔ってるのに「大丈夫ダヨ」と言ったりする可愛いお爺さんでした＾＾
でもかなりやっかいな人物でもありました…イタリア全土を焦土(未遂)ってすげぇ！！スケールでかいな！
日本の酒の神の酒解神(さけとけのかみ)やら西洋の酒の神バッカスやら怪物やら色々登場して大変なことに…
禁酒中の大家さん、ちょっと可哀想でした(^^;)
○百九話
ヤン(キー)デレな丈助くんの一夏の思い出の巻＾＾
上条裕子さん、最初はヤンキーぽい雰囲気だったからわからなかったけど、大人しくしてると東子さんに似てるな…二つ結びでワンピース着た上条さんもいいですが、ヤンキーな上条さんも可愛い。
ヤン(キー)デレな二人と「「付き合うって何すりゃいいんだコラァ！！」」に笑ったｗｗ
最初は喧嘩ばかりな二人だったけど、だんだん良い雰囲気に…
でも女の幽霊の怖さを知ってる丈助くん、上条さんを突き放してしまって…
たしかに怖いイメージあるからわからなくもないけど…さすがに可哀想だったな。
和解して、最後にようやく「裕子」って呼ばれて嬉しくなって成仏するところはうるっときました…
「これだから俺は幽霊が嫌いなんだよ！」に泣ける…
それにしても柔らかくなったな丈助くん。はやく素敵な彼女が見つかるといいな。
○百十話
ちょっとホラーな話でした。みんなが悪夢を見る話。
でも絵的にホラーだった、正太郎くんの呪われた顔やゾンビに襲われるシーンよりも、東子さんが原稿落として編集さんと平井さんに見捨てられる悪夢が一番怖い…というより悲しくなりました。「僕ももうかばい切れないよ」っていう平井さんが…うわあああああ(泣)
悪夢は、本人にとっての恐怖が現れてると考えると…大家さんにとっての恐怖は正太郎くんに危険が及ぶことで、武藤さんのは請求書がたくさんくることで、三爺のは大家さんと先代大家そのものと考えると…東子さんの恐怖は…
そういえば7巻で自分に告白してきた平井さんに対して「愛想が尽きるまで働いてもらうわ！」って言ってましたね…
愛想尽かされることも、恐怖なのかな？とちょっと思いました。いなくなってほしくないんだな、と考えると萌えるな＾＾
みんなが悪夢を見始めた原因は徳光さんとエンジェルさんが飼い始めたバク(獏)のエサにするためでした。飼った…というか、召喚した可能性が高い？こんなん呼び出せる徳光さんすごいな…やってることはひどいけどな！
まさかの喋る動物4匹目！原因はバクだけど、悪夢をエサにしてるだけだからバク自身は悪くはないんだろうな…多分。
ちゃっかりバクで仕返ししてる大家さんたちも人が悪いだなぁと思いました(笑)因果応報！
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