彼は最初に生まれた存在。全ての親。また、過去であり、現在、未来。全ての時間軸、世界に存在するモノ。歴史そのもの。永遠に存在しなければならない感情を持つ個。外世界はない、この世界にしか属するしかない存在。全知全能を持つが神ではない孤。どんな気持ちだろう、きっと、退屈だったろうし、寂しかっただろうね。独りぼっちは…。きっと最初に胸に孔が空いたのも彼。そして孔が空いた自分を捨てたのかも。そして虚は生まれた。彼は願ったのかも知れない。永劫の時を生きる自分に…。哀れに鳥籠に囚われし自分に…。寿命を与えてくれる者を、救いを与えてくれる者を。だから彼は創造した。寿命を与える者…、死神を。それでもダメだった。彼らは彼に寿命をを与えてくれなかった。当然。全ての生物には生まれた時から生存本能が備わっているし、生きる権利はある。死神達は恐れた。だから彼をバラバハにしてあらゆる魂魄に隠した。もしかしたら完現術達は欠片を隠すために造られたのかも。木の葉を隠すあれと同じ。死神達は彼を守り手ではなく、護り手という傍観者にした。彼は次にクインシーを造った。全てを滅却する為に。だから霊王になる条件は死神、クインシー、虚の要素を持つ者なんだろうね。襲われやすい理由は、一つになる為に自分を求めたのかも。でも結局、これも霊王の独り遊びなんだよな…。一護にとってルキアさんは特別…。これもまた虚空…。星の王子さまには薔薇はあったけど、彼にはないの。だって、薔薇も蝶も全て彼の霊王の妄想だから。だって彼は独だから…。彼の不幸は感情があったこと。網嗣代が彦禰を造った理由、案外霊王の願いなのかも。まっ、疑問はあるけどね。何で彼は死神やクインシー、ううん霊王自信のデザインも我々と同じにしたんだろう?その知識はどこから?混沌はどこから派生したの?そのエネルギーは?無は無でしかない。そして神は本当にいないのか?…ってか、霊王の事をここまで考えるのは私だけ←アホ。だって寂しいじゃん。取りあえず、霊王様、引きこもりは良くないから外にでようか?何かあるかもよ(笑)