海燕の菩提の前に立つルキア。「お久し振りです海燕殿。 浮竹隊長もそちらに居られますか?今頃二人でお茶でも頂いておられるのでしょうか?」「今日は報告したい事が有りまして…」「…」「SSはライフライン何とか繋ぐ事ができました。それでも、まだまだ復興はこれからでしょ」「…聞いてください。私はどうやら、また間違った選択をしてしまったようです」「…妻のある貴方に想いを寄せ、次に心を寄せたのが生きた人間の少年でした。それも…、そしたら貴方の従兄弟では有りませんか正直驚きました。皮肉ですね?」「…私は言えませんでした。一護に…」「此処にいて欲しいと…」「私の我儘で一護を大切に思ってる者逹と引き離す事は出来ませんでした」「でも本当は怖かっただけなのかもしれません」「…自分の心に…」「偽っただけで逃げただけです」今にも泣き出しそうな顔で「…一護、いちご、いち…ごぉ…」名を呟く、暫く拭いてから顔をあげ「…私、結婚します」「恋次は私を大切にしてくれるでしょう。それに恋次は私をの全て受け入れてくれる。お互いに古い付き合いですし」「いずれそちらにいった時、そしたら叱って下さい」「心は此処に置いていきます」
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