〇〇〇としての△△△。


話題:ふと思ったこと

〇〇〇としての△△△。

それは主に、或る物が本来の用途とは異なる使われ方をする場合に使われる表現です。

などと説明するより百聞は一見に如かずですので、本日はそんな中から幾つか思い浮かんだ物を、有りがちな例から無しがちな例(そんな言葉はない)まで軽く列記してみたいと思います。


★★★★★


@【栓抜きとしての】奥歯。

失敗して奥歯が欠けたりすると、歯医者さんに思いきり嫌な顔をされます。


A【気持ちとしての】現金。

いわゆる“お心づけ”です。


B【覆面としての】ストッキング。

顔全体が重力に逆らって上向きに。


C【歯ブラシとしての】人さし指。

人前ではやらない方が無難です。


D【自白促進剤としての】カツ丼。

調子に乗って「出来れば天丼か鰻丼で」などと言うと、恐らく相当怒られる事でしょう。


E【自白促進剤としての】母さんが夜なべして手袋を編んでくれる歌。

昭和の取調室の風景。少し下手くそに唄うのがミソ。オペラ歌手のように見事な歌唱をみせると逆に効果は下がるでしょう。


F【指紋採取アイテムとしての】コップ。

刑事ドラマで刑事が容疑者に飲み物を勧めたり差し入れした時は要注意。


G【仮眠室としての】保健室。

限度を超えると成績に響くので要注意。


H【握力計としての】リンゴ。

プロレスラーや相撲とり向き。数字よりも判りやすく握力の強さを示す事が出来る。


I【ビート板としての】特大スルメ。

泳いでいる内にスルメの良い出汁が出てプールがお吸い物のように…って、無い無い。


J【悪の象徴としての】お代官様。

善良なお代官様もたくさん居たはずなのに。


K【悪の象徴としての】越後屋。

お主も悪よのぅ〜。


L【話し相手としての】壁。

…暗い。と言うか怖い。


M【育毛剤としての】ワカメ。

まあ、私には関係ありませんが。


N【顔隠しとしての】広げた新聞紙。

上下逆さまでも目的を果たせるという利点があります。



★★★★★


以上、パッと思いついたものを幾つか挙げてみましたが、他にもまだまだあると思いますので、脳トレがてら軽く考えてみては如何でしょうか?(^o^)v




本日はお日柄もなんちゃらで…。


話題:どうしよう




【相談】

AKB の曲に、略称『鈴懸なんちゃら』というやたらタイトルの長い曲があるのですが、どうしても全部覚える事が出来ません。どうすれば良いのでしょうか?

96才男性。トーテムポールの一番下の顔の彫り師。ミシガン州在住。



【解答】

“なんちゃら”で済ませる事が出来るというのは、つまり、“さほど重要ではない”という事なので覚えられなくても特に問題はありません。川内康範氏の作詞した曲を、例えば、『おふくろなんちゃら』などとしてしまったら、歌唱禁止どころでは済みません。

それでも、どうしても覚えたいというのであれば、その前に、私の作詞した曲のタイトルをまず全て覚えてみて下さい。


☆曲のタイトル☆


『雑巾をキツく搾りすぎると手のひらがお爺さんみたいに皺くちゃになってしまうばかりか、摩擦で擦れて火傷したみたいにヒリヒリした挙げ句、手にいつまでも雑巾の臭いが残ってしまうし、もしそれが牛乳を拭いた雑巾だったら立ち直る迄にしばらく時間がかかってしまうかも知れない事に関して、僕なりに何日か考えた上でやや気恥ずかしい結論のようなもの』。



これを覚えられれば、『鈴懸なんちゃら』も、あっという間に覚える事が出来るハズです。


―おまけ―

有名な曲のタイトルに“なんちゃら”を混ぜてみる。


『津軽海峡冬なんちゃら』石川さゆり。

『飾りじゃないのよなんちゃらは』中森明菜(井上陽水)。

『タイガー&なんちゃら』クレイジーケンバンド。

『なんちゃらフリーウェイ』松任谷由美(荒井由美)。

『矢切のなんちゃら』細川たかし。

『大阪で生まれたなんちゃら』ボロ。

『ウィー・アー・ザ・なんちゃら』USA For Aflica.

『なんちゃラー』マイケル・ジャクソン。



なんだか、“とりとめのない事この上ない”感じになって参りましたので本日はこの辺でお開きと致しましょう…。




上がって下がって最後は右から左へ受け流す。


話題:YouTube


「これぞ正しくどうでも良い話」というぐらい“どうでも良い話”なのですが…
たまに、あまりメジャーではない曲や年代的に古い曲が突然聴きたくなり、「こういう時はアノ場所だ」と【あなたの管(くだ)】へと接続する事があります。

英語では【YouTube】ですね。

そして検索をかける訳ですが、さしもの【あなたの管】と言えど目当ての曲がアップロードされていない事もけっこうあったりします。或いは、上げられた後、削除されてしまったか。

そういう状況ですから、目当ての曲が検索にヒットするとかなり嬉しい訳です。どれぐらい嬉しいかと言うと、モスバーガーを中のミートソースを一滴もこぼさずに完食したのと同じぐらいの嬉しさです。

そして高揚した気持ちのまま、目当ての動画をクリックします。時には調子に乗り「ポチっとな」などと呟きながら。

ところがです。

動き出した画面の中には“どう見ても一般ピープル”にしか見えない人間の姿が。


まさか、これって…

『カ・ラ・オ・ケかいっ!!』
(ノ-o-)ノ┫


と言うか…

『あんた、誰やねん!!』
(ノ-o-)ノ┫


更にひどい場合は、カラオケですらなかったりします。自分の部屋で演奏もなく、ひたすら独唱。しかも、紅白歌合戦のラストステージですか?と思わず訊ねたくなるような“熱唱”。


サムネイルの画像でカラオケだと判ればクリックしないのですが、何故かその部分だけはオリジナルのレコードジャケットが使用されていたりするので、何と言いますか…もう、にっちもさっちもどうにもブルドッグな訳です。もしくは…A面で恋をして泣けそうなヒット曲のフレーズで決めたい夜さ、HEYHEY♪HEYHEYHEY♪な雰囲気か。(大瀧詠一さんの御冥福を御祈り致します)。


当然、カラオケだと判った時点で再生を中止し、その後、たった今起こった出来事を心の中で“右から左へ受け流す”作業へ突入する事となるのです…。


〜おしまい〜。

そう言えば『星新一プロジェクト』は現在どうなっているのだろうか。


話題:文学


星新一さんの全著作データを読み込ませた人工知能(AI)にオリジナルのショートショートを作成させようという試み、通称『星新一プロジェクト』が確か一昨年(2012年)にスタートしたハズですが…

進展状況など、その後の情報が一向に入って来ておりません。果たして現在、どのような状況になっているのでしょうか。

星さんの全著作をデータとして入力するという作業は、要は手間暇の話なので特に問題は無いでしょう。 そこから使用頻度の高い語彙を選び出し、作全体の構成をパターンとして抽出する事も、まあ大変な作業だとは思いますが、さほど困難ではないような気がします。

そうなると、残る問題はやはり…

それらのデータから【全く新しいオリジナルのストーリー】を作り出すという作業。思考アルゴリズムというか物語生成システム、そのルーティンプログラムの作成が困難を極めている。そう考えるのが妥当なのかな、という気がします。

正直、この【星新一プロジェクト】の成否は今後の世界に多大なる影響を及ぼす可能性がある、と個人的に思っているので、どうしても進展状況が気になってくる訳です。

もしも“完璧に成功”するようであれば、それは即ち『星新一さんが蘇った』事になり、しかも『これから先、半永久的に(AI版)星新一の新作が出続ける』という事にもなる訳ですから。ある意味、クローンと呼べるかも知れません。

しかし、話はそこで終らないのでありまして…

同様の手順を踏んで、過去の文豪たちが続々と現代に蘇って来る可能性が出て来ます。勿論、著作物が多く、また人物データが多く残されているという条件付きですが。

シェイクスピア、ドストエフスキー、ヘミングウェイ、夏目漱石、太宰治、三島由紀夫…これらの(AI版)新作が続々と書店に並ぶ日が訪れるかも知れない…そう考えると、どうにも複雑な心境になってきます♪

そういう、システムやら論理では超えられない壁が存在するような気がします。が、それは単なる無意識的な願望かも知れません。

そして、事は文芸に限ったものではなく、音楽や絵画などあらゆる芸術分野に及んでくる恐れがあります。…というか、この段階まで来たら、それはもはや必定です。

ベートーベンやモーツァルトの新曲がタワーレコードに並んだり、ピカソやルノワールの新作絵画がアートギャラリーに並んだり……大変な世界です(笑)

AIの芸術家たちは、エルネギー源さえ確保出来て入れば、疲れ知らずの体力の持ち主であるし、恐らくは〆切もちゃんと守るであろうし、そうとう使い勝手は良い筈です。

さて…

話を元に戻すとして、【星新一プロジェクト】、一応は五年後に何らかの成果を出す予定との事ですが…果たしてどうなります事やら。


【追記】

恐らく、暫くの間は例え新作が書き上がったとしても、それは、“既に存在する星新一さんの話の焼き直し(パクり)”のような作品になるのでは無いか?と個人的には予想しております。

ただ、そういう作品をプロジェクト主催側が世間に向けて発表する可能性は極めて低いと思われますので、何とも言い難いところではありますが…。


風邪ニモ負ケズ。


話題:風邪




明かりの消えたベッドに一人の

寝込んでるたーる人。



あゝ、この静けき寂廖は

霞のかかる月夜の波止場に迷い込んでしまった一羽の夜鳩のような寂しさだ。


おでこが熱い おでこが熱い

(あめゆじゅとてちてけんじゃ)


そうだ…

冷えピタを貼って寝よう。

熱さまシートでも良いだろう。

サロンパスは…ちょっと違う。


(あめゆじゅとてちてけんじゃ)




――――

本文で「風邪」という言葉を一度も使わずに、風邪引きさんの様子を表してみました。

…と云った感じでありますので、復活までもう少しお待ち下さいませ。




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