ひとりごとに載せたものです。
もう少し書き直したかったのですが間に合いそうにないので^^;
メインに収納するときは直すかもしれません。
初めて書いたキスの日ネタの曽芭です。あまり細かい描写はできませんでした…
「芭蕉さん、今欲しいものありますか?」
「え、買ってくれるの!?」
「物によりますが。その代わりにいい句を詠むと約束してください」
「うん、するする!えーと…」
「水飴が欲しいなんて贅沢な人ですね。結構値が張るの分かってるでしょうに」
「たまにはいいだろ!あれ、曽良君の分は?」
「あとで自分で食べますよ」
「そうなんだ」
「…はい」
「あのさ、なんか一人だけ食べてるとちょっと悪い気がしてきたんだけど…しかもこっちずっと見てるし…」
「……」
「そ、曽良君。自分の分買ってきたらどうかな。ほんとは食べたいんじゃない?一緒に食べようよ!」
「…芭蕉さんがそう言うなら」
「うんうん、遠慮しなくていいから!」
「えーと…曽良君?なんか近いような…」
「食べていいんですよね」
「いいけど、買いに行くんじゃ…」
「行きはしますが買いはしません。ただ、もらうだけです」
「あの…私ほとんど食べちゃったからあげられないよ?」
「まだ、あるじゃないですか…」
「ちょっと…曽良君、怖い」
「あんたの唇ごと、いただきます」
・
・
・
「甘いもの自分用に買ってきますんで、それまでにいい句考えといてくださいよ。じゃ、行ってきます」
「うん、行ってらっしゃい…気をつけてね…」
「あの、バカ弟子…変態という名の弟子じゃないか!なんだよもう!俳句どころじゃないよ!!なんだったんだよ…今の…」
唇に 触れたら食えぬ 甘いもの 芭蕉
「…なんて発表できるわけないよな。はぁ…」
end.
・・・・
しばらくは甘いもの食べようとすると弟子男とのキスを思い出すことになるでしょうね。どんまいです。
弟子男は確信犯だと思います。