実はルキアさんには一貫してあるテーマがあった。“犠牲”と“隠す(護る)”久保はこれだけは最後までブレなかった。例えば、ソウル・ソサエティいち美しいと云われる『袖の白雪』正しくその通りだったな…。本来“美しい”という意味は、大いなる犠牲によって流された大量の血の情景を表すらしい。所有者を犠牲にする斬魄刀…久保は『袖の白雪』を出した時から卍解は犠牲を伴う能力にしようと考えてたのかな?他にも“チャッピー”ウサギは多産と犠牲を表す。まあ、ルキアさんの性格ならなきにもあらず。自身より他人だし(流石はエピノイア←配慮の意)ルキアさんが隊長に就任した時、真っ先に思ったのが“隊長各に上げてまでも隊長達の傍に置いて護らないといけないって事?”だった…(あ、単にそう思っただけだから)成田の小説で【壱王五公】の中にルキアさんも含まれてるんだよね?兄様許可して下さったし。やっぱり兄様は無意識の内にルキアさんを護ろうとして下さってる?緋真さんの遺言もあると思うけど、絶対的に手を出してはいけない存在だと…。『護るべき者』“〜隠す”例えば崩玉、これもルキアさんに隠されたで隠す。海燕さんとの鍛練場、『鯉伏』これもある意味隠すが含まれてる。ってか、何でルキアさんって平隊士なのに普通に浮竹さんや海燕さんの側にいたの?これって会社でいうと、社長や副社長のいるところに平社員が出ずばってたようなもんでしょ?そりゃ、疎外されるわな…。ある意味ルキアさんと周りに関してはこいつらが助長してたところもある気がする(兄様も悪いけど)ただ、イマイチこの二人が敵か味方かよう分からん。んで、緋真さん。これは完全に白哉さんに護れって言ってるし、“白玉”…別の意味だと真珠…これもアコヤ貝の中に隠されてるといえる。イマイチ胡瓜だけはわからん。胡瓜で思いつくのが瓜化、緑色、黄色、馬、水、葵の御紋ぐらいか?食べ物に関しては単なる色会わせだろうけど。実は私が久保に感心したのは最終章のルキアさん。世間一般ではモブ化って言われてたけど私はそうは思わなかったな。寧ろ久保のスゴさを感じた。最終章のルキアさんに関してはずーっとあるイメージが頭の中に浮かんでた。木の葉の中に葉を隠すイメージ(単なるルキアさんが活躍すると井上が目立たなくなるというのが本当の処だろうね)最終話のカラーのルキアさんの位置、恋次と一護の足下にいたけど足下って、ある隠語で“隠す”を表すんだよね。…で、久保はルキアさんに何の犠牲で隠し、護らせようとしたの?…志波家か?うん。散々志波家の犠牲にはなったわな(笑)それとも闇の母から産まれた混沌の息子からか?(…両方)ルキアさんの真の能力は死してから発揮されるのかも。ってか、それが知りたくて“鰤”読んでたんですけど…久保は最後までそれを隠し、筆を絶った(チクショーッ!)で、前回の補足。
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