話題:詩人の一行日記
【世界の全てを敵に回しても俺がお前を守ーーるッ!!】…というハンドルネームで父親が2次創作系ブログ(中二病全開)をやっているのを偶然見つけてしまったせいで、今年の秋はいつになく切ない季節になりそうです。
【終】
――もちろん、ネタです。でも、もしも家族が他には内緒でブログをやっていたら…絶対見たくありません(笑)((((;゜Д゜)))
話題:SS
顔のない顔をした男が不思議な顔で覗き込む一枚の鏡には不思議な顔で覗き込む男の顔のない顔がなく、代わりに一台の鳩時計が映っていました。
壁に掛けられた姿見の全身鏡以外には何もない、小さな色をした間取りの白い部屋です。
鏡と云う存在が鏡の前に存在する物を反転させつつ映し出す存在であるならば、男と鳩時計は反転した同一の存在と云う事になってしまいます。
そこで男は、今まで男だとばかり思っていた自分が実は男などではなく“自分の事を男だと思い込んでいる鳩時計”に過ぎない可能性について考え始めました。
男の頭の主観では男はやはり男でしたが、鏡の客観は男は鳩時計だと云っています。鏡の垂直な地平を挟んで対峙する男と鳩時計。男の頭と鏡は、どちらが存在を正しく伝えている存在なのでしょうか。
男は考え続けました。当然、鏡の中では鳩時計も同じ事を考え続けていました。
鳩時計は今まで自分の事を鳩時計だと思っていましたが、本当は“自分が鳩時計だと思い込んでいる男”なのではないか、と。
やがて迎えた午前0時。鏡の中の時計の針がピタリと重なり合った瞬間にトゥルットゥと鳩時計から飛び出したのは鳩ではなく男の顔でした。逆に顔のない男の顔からは鳩が飛び出していました。
そして、それぞれ勢いよく飛び出した鳩と男の顔が鏡面の境界線上でぶつかり合うと、その衝撃で鏡は粉々に砕け散ってしまったのです。
顔のない男は砕け散り、鳩時計もそれと一緒に砕け散りました。二つの存在が消えるのと同時に、粉々になり散らばっていた鏡の破片も消えてしまいました。
ところが、砕けた鏡の下にはまた別の鏡があったのです。
その鏡を顔のない女が覗き込んでいました。ですが、鏡の中に女の姿はありません。そこに映し出されていたのは、銃口を此方に向けた形で台座に固定された小型のベレッタピストルでした。
顔のない女は考え始めました。もしかしたら自分は、自分を女だと思い込んでいるだけの…。
ここは、壁に掛けられた姿見の全身鏡以外には何一つない、小さな色をした間取りの白い部屋です。
顔のない貴方の部屋です。
【おしまひ】。
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季節の変わり目はどうしてもシュールな物が欲しくなりますよね♪(*´∇`*)
―――そんなの君だけです。
今日の夕飯、おでんの竹輪の穴の部分と、入れ忘れた大根がとても美味です♪(*´∇`*)
話題:ショック。.。.
従兄弟の名前を度忘れして、思い出すのに何と2時間近く掛かってしまった。こんな事は前代未聞である。しかも、思い出す過程において…ゲオルグ→ペーターセン→マカホイ→野比のび太…と、“どう考えても違う名前”を経てようやく【カメ吉】という正解に辿り着いたような体たらく。
そう言えば先日も、買い物をしようと炎天下の道を陽炎の如くゆらゆら歩いてコンビニに行った時、灼熱の街路から一転、あまりの店内の涼しさに生き返ったような気分になり、しばしクールミントガムのペンギンみたいに立ち尽くしていたら、自分が何を買いに来たのか忘れてしまった…というような事もあった。
どうも、ここ一年ぐらい、脳みそが徐々に衰えて来ているように思える。これは、いけない。どげんかせんといかんざき!
私の現在の脳みそは恐らくネアンデルタール人と同程度にしか機能していないのでは無かろうか。そんな気がする。
などと言うと…ネアンデルタール人に「お、お前に俺たちの何が判るってんだよー!チクショーー!」と、叫びながら海へ向かって駆け出されそうなので、そんな事を言うのは止めておこう。
思えば確かにネアンデルタール人の言う通りだ。私たちホモサピエンスはいったいネアンデルタール人の何を理解していると言えるのだろう。
彼らにだって喜怒哀楽に満ちた人生があったに違いない。
悩んで眠れぬ夜もあっただろう…それは、“悩んでるた〜る人”。
風邪を引いて寝込む事もあったろう…それは、“寝込んでるた〜る人”。
…なんか、夢の中でネアンデルタール人にこん棒で殴られそうだ。
いや、違うのです。決してネアンデルタール人をおちょくっている訳ではなく、脳みそが誤作動を起こしているのです。
それもこれも、全ては今日の朝。午前3時半という時間に私を叩き起こしてくれた雷が悪いのです。 家全体をビリビリと震わせる程の雷の轟音。ラムウを召還したのは誰だ。お陰で、すっかり目が覚めてしまい、そこからずっと起きています。
雷が寝ている人間を起こす…
これが本当の“雷おこし”。
…お後がよろしいようで。
テケテンテン♪
【終】。
話題:140文字小説に挑戦!
自宅のガレージに車を入れる際、壁に擦ってスリ傷を付けてしまった。家の中に戻り、その事を家族に話すと お祖母ちゃんが「スリ傷なら祖母ちゃんが治してあげるよ」と言い、立ち上がった。
その手にはメンソレータムの小さな缶が握られていた。
こんな風に、お祖母ちゃんの知恵袋からは時々、トンデモないものが飛び出すのです…。
【終】。
‐140文字エピローグ‐
メンソレータムを持ってガレージに向かったお祖母ちゃんの後を「おーい、これもあった方が良いんじゃないかー!」と言いながら、お祖父ちゃんが追い掛けて行った。
…マキロン消毒液とバンドエイドを持って。
長年連れ添うと夫婦は似てくるのかな? そんな事を思った。
【終】。
話題:妄想を語ろう
根強いファンの熱烈な要望に応え、なんと!あの大人気テレビ番組が!13年の時を経て!まさかの劇場版として華麗に復活を遂げる!!
『演歌の花道 THE MOVIE』!!!!
〜矢切の渡しを封鎖せよ〜
(サブタイトル・仮)
メガホンを取るのは、なんと!あの!“酸っぱい作品を撮らせたら世界一”と言われるイタリア演歌映画の巨匠【クエン酸・足らんちゅーの】監督!
ワイヤーアクション満載のハイスピード演歌バトルを見逃すな!
あの大物女性歌手がドリフト走行で天城越え!?
ヘイヘイホーのあの人がまさかの10倍かめはめ波!?
取調室では、ムード歌謡界から特別参加のあの男が三味線片手に大活躍!折れた煙草の吸殻で貴方の嘘をズバリと見抜く!
最先端CG で、いま甦る “男・村田”の太すぎる眉毛を見逃すな!
ストーリーの鍵を握る3つの謎の言葉…
「お客様は神様です」
「肴はあぶったイカでいい」
「今晩わ、歌手の小金沢です」
そこに秘められた演歌の歴史を揺るがせる小さな謎とは!?
クールな例の5人組が放つ、感動の「ワワワワ〜♪」に世界が脱帽する!
そして、オールスターキャストが魅せる厚めの化粧と“こぶし回し”に全人類が涙した!?
涙あり!笑いあり!クロードチアリ!愛と感動とスリルとサスペンスとファンタジーとカーアクションとカンフーとドサ回りに満ち溢れた5時間半の超大作!もちろん!尾形大作もワイプで登場!
2013年ぐらいの夏ぐらいに全宇宙同時公開!?
チケットはお早めに!
(^o^)/
[終]。